こんにちは。あこぽんです。
台風5号が接近していますね。
今回の台風は、動きが遅くて、
大雨や暴風が長時間続く恐れがあるとのことで、
心配されています。
台風5号は、
これから九州地方に上陸する予定で、
7月に豪雨で大きな被害があった
九州北部地方や、熊本地震の被災地でも
心配の声が上がっています。
今回の台風、
”長生き台風”と言われていますが、
なぜこんなにも動きがゆっくりで
長く停滞するのでしょうか?
今後、台風5号はどうなるのでしょう?
夏休み中ということや気になる方も多いですよね。
台風5号について、くわしく調べてみることにしました。
台風5号はどんな台風?
【台風6日九州へ長時間の雨警戒】台風5号は6日にかけて奄美地方に接近しながら進路を北寄りに変え、非常に強い勢力に発達する見込みで6日夜にも九州に上陸する恐れ。動きが遅いため大雨や暴風が長時間続くとみられる。 https://t.co/9kiNciGCX2
— Yahoo!ニュース 速報や地震情報も (@YahooNewsTopics) 2017年8月4日
台風5号が発生したのは、気象庁によると、
7月21日(金)の朝で、
場所は、小笠原諸島、南鳥島の近海でした。
今日、記事を書いているのは、
8月5日(土)です。
現時点、まだ日本列島へ
台風は上陸していないので、
台風が発生して14日経過したということになりますね。
台風の寿命は、およそ5・3日なので、
その倍以上の長寿台風であることが分かります。
小笠原諸島、南鳥島近海で発生してから
少しずつしか進まず、ようやく九州に上陸する見込みです。
一体、何がここまで台風を長生きさせているのでしょう?
動きが遅いのはなぜ?
<5日1時の推定>
強さ:強い
存在地域:屋久島の南約140km
進行方向、速さ:ほとんど停滞
中心気圧:960hPa
中心付近の最大風速:40m/s(75kt)
最大瞬間風速:55m/s(105kt)
今回の台風5号は、14日間以上、
太平洋上をさまよっている『長寿台風』となりました。
その理由として挙げられるのが、
今夏は日本近海の海面水温が平年に比べて高く
上空の風も弱いため、勢力を保ったまま複雑な動きをして、
ゆっくり移動を続けた。
引用:毎日新聞公式HP*2017年8月4日(金)<台風5号>6日夜にも九州上陸か 長時間の雨に警戒
”日本近海の海面水温が平年より高め”という点が気になりますね。
これは、海の生態系にも影響を及ぼさないのでしょうか。
7月には東京湾で赤潮が発生していますし、
今後も心配です。
”台風が発生したあとに、
太平洋高気圧により進路が阻まれ、
温暖な海域をさまよう間に
台風の勢力が増した”
このことが、モタモタ台風の原因だということですね。
しかし、発生してからずいぶん経つのに、
これから日本列島に上陸するということで、
気を揉む方も多くいらっしゃいますよね。
次は進路図を見て行きましょう。
今後はどこへ進む?
2017年8月5日(土)現在の情報です。
台風5号は、6日(日)にかけて
奄美地方に接近しながら、進路を北寄りに変更。非常に強い勢力に発達する見込みで、6日夜にも九州に上陸する恐れがあります。
動きが遅いので、大雨や暴風が長時間続くことが
予想されていますね。
気象庁によると、4日午後9時現在、屋久島の南約140キロの海上にあり、ゆっくりと北西に進んだ。中心気圧は960ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は40メートル、最大瞬間風速は55メートル。中心から半径110キロ以内が風速25メートル以上の暴風域となっている。台風が通過する恐れがある九州、中国、四国地方で大雨となるほか、近畿や東日本にも雨や高波の影響が広がる可能性がある。
気象庁発表の台風の予想経路図を見てみると、
8月7日(月)には、
台風が九州~中国・四国地方にかかる予想がされています。
この地域は大荒れのおそれがあるので注意をして下さい。
現時点の予報では、
しっかりと日本列島を通過していくコースになっていますね。
そして、さらに心配なのが、
今後日本列島へ上陸したときに、
雨量がどれくらいになるか?ということです。
先月7月に起きた九州北部豪雨のこともあり、
心配な方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
6日午前0時までの24時間予想雨量は多いところで、九州南部・奄美400ミリ▽四国、東海150ミリ▽九州北部120ミリ。5日にかけて予想される最大風速は奄美で40メートル、九州南部で35メートル。
引用:毎日新聞公式HP*2017年8月4日(金)<台風5号>6日夜にも九州上陸か 長時間の雨に警戒
ちなみに九州北部豪雨のときの
24時間での降水量の最大値が
福岡県朝倉市の545.5ミリ(引用:気象庁公式HP*平成29年7月九州北部豪雨について)でした。
そのことを考えると、
今回、九州地方に降る雨量は
大変な量になる可能性があると言えると思います。
400ミリの雨とは、
ワイパーを速くしても見づらくなり、側溝や下水、小さな川があふれ、小規模の崖崩れが始まるくらいの
深刻な雨量になるようですね。
これ以上、何か深刻な被害にならないよう願うばかりです。
今後、さらなる警戒が必要になりそうです。
まとめ
九州や奄美・沖縄などの沿岸では、
台風の影響で波が高くなっています。
5~8日は大潮にあたるので、台風の進路の沿岸では
高潮による浸水にも警戒が必要です。
台風5号の今後の進路に注意したいです。
我が家でも、台風の進み具合に合わせて
警戒を強めようと思います。
皆さまも十分に注意して下さい。