こんにちは。あこぽんです。
地球史にて
新しい地質年代『チバニアン』(千葉時代)が
誕生することになりそうです。
国際審査には
イタリアチームも名乗りを上げていましたが、
なんと、一次審査で日本はイタリアを破り、
正式決定に向け、大きな一歩を踏み出しました。
地質時代に日本の名前が付くのは
今回初めてのことになり、
もし正式決定すれば、歴史的1ページを刻むことになりそうです!
ということは、正式決定すれば
教科書の内容も変わるということですよね!
なんだか日本人としてうれしいです(笑)
さて、チバニアンという単語ですが、
そもそも一体何のことを言うのでしょうか?

初めて聞くチバニアンの詳細についてせまって
みることにしましょう!
・チバニアンについて
・地層の場所はどこ?
・正式決定はいつなのか?
以上のことについて見て行こうと思います。
チバニアン(千葉時代)って何?
【#チバニアン】地球史に「#千葉時代」誕生へ 日本初の地質年代名、国際審査でイタリア破るhttps://t.co/EFdW8iHf4L pic.twitter.com/BF3ZUA7eRb
— 産経ニュース (@Sankei_news) 2017年11月13日
少し難しい説明だったので、かみ砕いて書きます。
地球46憶年の歴史のなかで、
地球磁場のN極とS極が逆転していた時期があり、
その痕跡が千葉県市原市田淵の養老川沿い岸壁に
見ることができます。
この場所の堆積物に含まれる鉱物が、
地層の上部と下部で磁気の向きが逆を示しているとのこと。
40年間の地層研究により、
この場所が磁場逆転を示す境になっていることが分かりました。
この地層が約77万年前の地層と言われているのだそうです。
正磁極期と逆磁極期の地層が
連続して確認できるのは、
冒頭でもお伝えしたように、
イタリアと千葉県市原市の田淵だけとのこと。
この地層は、市原市のパワースポットということでも有名なんですって。
なので、今回の国際審査にて内定をもらったのは、
この地が”学術的にも認められた”ということになるのですね。
チバニアンが認定されれば、
歴史的瞬間に立ち会うことになります!
人生で何度とない希少な機会になるということですね。
地層の場所はどこ?見学はできる?
その地層は、千葉県市原市にあります。
世界に3箇所しかないうちの
1箇所となるので、とても希少な場所になりますね!
◆地球磁場逆転地層◆
所在地: 千葉県市原市田淵
↑地図を拡大し右側にスクロールすると、
”田淵会館”があります。
見学する場合はそこへ車を駐車して、
歩いて地層へ向かいます。
※持ち物は長靴が必要です。雨のあとは川が増水しているので入れませんので、ご注意下さい。
正式決定の日程はいつ頃?
【「チバニアン」 国際学会が「国際標準値」に登録の答申】最終的な結果が出るのは来年になる見込みですが、決まれば、地球の歴史に「チバニアン」と呼ばれる時代が新たに誕生することになります。 https://t.co/pUjyDbi2In
— NHK生活・防災 (@nhk_seikatsu) 2017年11月13日
今回、一次審査に通過した日本チーム。
これから国際標準地に決まるためには、
作業部会にある2つの委員会と
国際地質科学連合の理事会での決定が必要です。
そのため最終的に結果が出るのは来年になる見込みです。
今回『チバニアンの誕生』が大きく報道されましたが、
現段階では内定どまり。
正式決定に至るには、まだいくつかのステップが必要ということですね。
まとめ
2017年の千葉は、
加曽利貝塚の特別史跡指定を受けたり、
今回のチバニアンだったり‥
古代の宝が認められた年になりましたね。
千葉の時代到来ですね^^
これからチバニアン正式決定に向けて
世界から観光客が来日してにぎわいそうですし、
今後の審査の行方に注目が集まりそうです。
チバニアンの今後を見守りたいと思います。