近頃、金正恩総書記の娘 キム・ジュエさんが北朝鮮の式典に出席する様子が報じられてます。
金総書記は秘密主義なことで有名ですが、なぜ今このタイミングで娘をお披露目したんでしょうか?
何か意図があるのか気になるところです。
さて今回は、金総書記の長女 キム・ジュエさんについて見ていきたいと思います。
- キム・ジュエさんの登場回まとめ
- キム・ジュエさんの年齢や身長
これらについて注目していきましょう。
キム・ジュエさんの登場回まとめ
2023年2月8日の晩に北朝鮮メディアが、軍創建75年の軍事パレードの様子を放送しました。
金総書記は黒いコートと帽子に身を包み、キム・ジュエさんとみられる娘とともに大勢の前で姿を見せました。
朝鮮中央通信は「愛するお子様と李雪主夫人とともに到着した。」と伝えています。
金総書記が娘を同伴してパレードを見守ったのは、どのような狙いがあるのでしょうか?
たくさんの勲章をつけた高官らしき人達に囲まれて、食事が並べられたテーブル席に金総書記と座るなど特別待遇されていることが分かります。
キム・ジュエさんが北朝鮮メディアで公開されるのは3度目となります。
初めて世間に姿を現したのは、2022年11月19日に北朝鮮が火星17の発射実験をおこなった際に、視察する金総書記とともに複数の写真に写っていた女の子を北朝鮮メディアはこう紹介しました。
娘の同棲が公式に発表されたのは、これが初めてのことでした。
2回目は、その一週間後の11月27日に火星17の開発に携わった科学者や兵士らと記念撮影に参加したときの様子を公開。
このときの放送での娘の呼び方は、”愛するお子様”→”尊いお子様” に変わっていました。
そして2023年の軍事パレードの放送回では、”尊敬するお子様”へと変化しています。
このように表舞台に頻繁に登場するようになった娘のキム・ジュエさん。
国のトップが何も意図せずに娘を出すというのは考えづらいので、国民に親しみを持たせるために娘を出してきたのではないかと言われてます。
また世界全体に自分の娘に関心を持たせる狙いがあるのではないかと見られていますね。
この宴席で金総書記は、軍の幹部を鼓舞するようにこう演説しました。
娘を同行させることで、戦力強化が子孫はん栄のために必要だと強調する狙いもあると見られています。
【かわいい画像】キム・ジュエさんの年齢や身長は?
金総書記の第二子である長女のキム・ジュエさん。
キム・ジュエさんは2013年生まれなので、2023年春から小学4年生の10歳になります。
パッと見では10歳には見えないくらい発育がいいですよね。
キム・ジュエさんの身長ですが、こちらの画像をご覧ください。
こちらは2023年2月8日に行われた朝鮮人民軍 創建75年を記念する宴会の様子です。
こちらで親子3人が横並びに映っているのが確認できます。
さらに近寄ってみると…
金総書記の身長は167cmと言われています。
日本人の成人男性の顔の長さは平均で23cmほどだそうです。(…北朝鮮も同じくらい?)
金総書記は恰幅が良いので顔も大きいかもしれませんが、目測で2人は15cmくらい身長差がありそうですね?
大体になりますが、隣に立つキム・ジュエさんの身長はおよそ152cmくらいになりそうです。
10歳の女の子の平均身長は136cmほどなので、娘さんもやはり大きめですよね。
2023年3月の韓国・国家情報院によると、金総書記には全部で3人のお子さんがいます。
- 長男…2010年生まれの13歳
- 長女…2013年生まれの10歳
- 第三子(性別不明)…2017年生まれの6歳
将来子どもが海外へ留学したり、後継者問題があるため、北朝鮮では基本的に子どもの顔出しをしない方針だそうです。
金正恩さん自身もスイス留学の経験があるため、早いうちから息子を留学させる狙いがあるのではないかと言われてます。
その一方でキム・ジュエさんが次期後継者で決まりだと見る専門家もいますが、後継者から遠いことの表れだという意見もあります。
顔を出すと狙われる存在になってしまうため、女の子を出して後継者問題をはぐらかす意図もありそうですし、娘を世間に出してほんわかしたムードに持っていく狙いもありそうです。
【追記】
「キム・ジュエさんは金総書記の2人目の子ども」とされてきましたが、ここへ来て新たな情報が報じられました。
韓国政府系シンクタンクの2023年5月26日付の聯合ニュースによると、キム・ジュエさんは第一子の可能性があるとのことです。
「キム・ジュエさんが個人的には第一子の可能性が高いと見ている。」
「後継者候補の一人と見ている」参考:統一研究院 高有煥(コユファン)院長
さらに金正恩さんのスイス留学時代の友人が、5月24日にアメリカの政府系ラジオ『RFA』に出演して「息子がいるという話は聞いていない」と発言したのです。
そしてコリア・レポートの辺真一編集長も「政府機関の間でも情報が錯綜中だが、キム・ジュエさんが第一子だと思う。」とコメントを発表しました。
2023年6月8日放送のミヤネ屋の辺真一編集長のコメントによると、2010年に第一子は生まれていない説が濃厚とのことです。
李雪主夫人は2011年3月まで現役の歌手をしていました。舞台で歌をうたっていたそうです。
2010年に結婚して将来の後継者になるかもしれない息子を出産した後に、すぐに歌手に復帰できるでしょうか?
2012年に金正恩さんのスイスの同級生が北朝鮮に招かれた時に、夫人が妊娠しているのを目撃しています。
そうなると2013年に生まれたのジュエさんが第一子なのではないかとのことです。
今後も長女は公の場に出てくるのか、さらに注目が集まりそうですね。