岩手の名物料理と言えば、わんこそばですよね!
お給仕さんがお椀に入れてくれた蕎麦を満腹になるまで、ひたすら食べ続ける料理です。
よく大食い番組でも放送されているため、大食いメニューとしても知られていますが、実際のわんこそば100杯はどれくらいの難易度なんでしょうか?
わんこそば100杯の量がどれくらいの重さなのかも気になります。
そこで今回は、
- わんこそば100杯の難易度
- わんこそば100杯の量(重さ)
- わんこそば1杯の量とカロリー
- わんこそば100杯の料金
- わんこそば100杯突破でもらえる記念品
これらについてまとめました。
目次
わんこそば100杯の難易度や平均量はどれくらい?
わんこそばを食べに行くなら、当然100杯超を目指したいですよね。
岩手県盛岡市にあるわんこそばの名店『東家』さんにお邪魔した時に、いろいろと店員さんに聞いてきました。
店員さんによると、わんこそばを注文するお客さんは平均で男性50~60杯、女性30~40杯ほど食べるそうです。
この数字は「子ども~お年寄り」までのすべてお客さんを男女別に調査したデータで、年齢別の平均量は不明とのことです。
食べ盛りの学生さんとお年寄りの方では記録が大きく違ってくると思うので、あくまでも全体の平均値となります。
さらに店員さんに、わんこそば100杯の難易度について質問したところ、
との見解でした。
なかには軽々と100杯を突破するお客さんもいるようですが、たいていは”ムリしないと食べられない量”とのこと。
といった感想を聞かせてもらえました。
およそですが、わんこそばを注文した人の20~30%の人が100杯を達成していることになります。
つまり10人のうち2~3人が100杯到達。
3~5人に1人がわんこそばを100杯以上を食べている計算ですね。
”5人に1人”だと、けっこう難易度が高めだと思いますが、3人に1人ならそう難しくなさそうにも思います。微妙な確率かも。
わんこそばは大食い自慢の人が食べる量を競うイメージが強いですけど、それ以外にも
- 東北旅行の記念に、わんこそばを食べに来た
- ホームステイ中の外国人の方が、日本人に連れられてわんこそばを食べに来た
といったお客さんも目にしました。
100杯を食べるのが目的ではないお客さんもいるわけですね。
それなら20~30%の達成率は現実的な気もします。
実際に東家に訪れた感想としては、100杯を食べた記念品の手形をもらっているお客さんがそこらじゅうにいたので、そこまで難しいチャレンジではない気がしました。
普段から大食いの方はコンディションさえ整えていけば100杯いけるんじゃないしょうか。
わんこそば100杯の量は何キロで何玉?
東家の店員さんに聞きました。
わんこそば100杯の量はお店によって若干の差がありますが、およそ…
わんこそば15杯=ざるそば1杯
とされています。
東家の場合、ざるそば1杯は200gなので、わんこそばで換算するとわんこそば100杯で重さ1kgになりますね。
重さ1kgを身近な物で例えると…
- 牛乳1L(牛乳パック1本)
- お茶のペットボトル500mlを2本分
- りんご3個分
- キャベツ1玉
- じゃがいも大5個分
といった感じです。
重いような、それほどでもないような…人によって感じ方もさまざまですね。
わんこそば1杯の量は何グラム?何カロリー?
わんこそば1杯の量はおよそ13グラムです。
『ざるそば1杯=わんこそば15杯』を基に計算すると、
東家のざるそばは1杯200g。わんこそば15杯で割り算すると1杯13gになります。
カロリーにすると、ほぼ13kcalです。
(そば100gのカロリーが98.9kcalのため)
実際のわんこそば1杯の量はたったのこれだけですよ!
お給仕さんによると、1杯ずつ計量しているわけではなく、目測で盛り付けているので量に差が出てしまうとのことです。
記録目的の人なら、満腹中枢が刺激される前にそばをかき込めば100杯食べれますね。
お腹いっぱいで食べられなくなったら、お椀にフタをするとそこで終了。
そうしないとお給仕さんがそばをガンガン入れてきます。
わんこそば100杯の料金はいくら?
わんこそばは定額料金のため、何杯食べても料金は変わりません。
盛岡市の東家では、わんこそばには2つのコースがありました。
【お給仕さんが食べ終わったお椀を片付けていくコース】
・わんこそば…3,350円(小中学生は730円引き)
【お給仕さんが食べ終わったお椀を積んでいくコース】
・わんこそば…3,900円(小中学生は730円引き)
上記には10種類の薬味と付け合わせが付いてました。(とりそぼろ、なめこおろし、海苔、胡麻、とろろ、ねぎ、わさび、もみじおろし、一升漬け、漬け物)
さらに最後にデザートも出てきましたよ。
大人料金を払うと、マグロの刺身も付いてきます。
【画像】わんこそば100杯を食べると記念品の手形がもらえる!
東家の場合、わんこそばを100杯食べた人はわんこそばの証明手形と證明書の2つが記念にもらえます。
片手で持てるくらいのハンディサイズの記念品です。どこかの温泉手形みたいでかわいい!
食事が終わると、お給仕さんが証明書と手形を持ってきて油性ペンで食べた杯数と名前を書いてくれます。
お椀を積み上げていくコースを注文すると、最後に完食したお椀とともに、手形と證明書を持った姿を記念撮影してもらえます。
15杯でお椀1山なので、100杯だと7山。
数人でわんこそばに挑戦すれば、積み上げたお椀がせめぎ合い迫力の写真になります!
薬味が入ったお椀が人数分置いてあるので、置き場所が本当にない…!
我が家の小学生の子どももわんこそばを100杯食べたのですが、もらった手形と証明書をうれしそうに勉強机に飾っています。
「日村さんの記録抜かした…笑」と、ほくそ笑んでいました。笑
テレビでバナナマンの日村さんが食べた『わんこそば116杯』が目標だったようです。
岩手のわんこそばのお店では、ほかにも100杯食べると手形と証明書の記念品がもらえるところがいくつかあります。
直利庵、初駒、やぶ屋など…観光する場所次第でわんこそばのお店が選べそうですね。