青森県青森市で毎年8月2日~7日の期間に開催されるのが『ねぶた祭り』です。
東北三大祭りの一つとして知られ、全国から多くの見物客が訪れていますよね。
そんな ねぶた祭りの運行コースは全長3.1kmと長距離ですが、どこで観覧すると山車が見えやすいでしょうか?
有料の桟敷席・観覧席以外で、よく見える穴場の観覧場所があったら知りたいです。
そこで今回は、観覧席なし&場所取りなしでも ねぶた祭りが楽しめる観覧場所をご紹介します!
それでは見ていきましょう。
目次
【ねぶた祭り】2024おすすめの穴場の観覧場所は?観覧席なし・場所取りなしで楽しめるエリアはここ!
【協働社】交差点
↓青森駅から徒歩8分ほどにある、協働社交差点 が穴場の観覧場所でオススメです。
↑青森駅を出て『新町通り』をまっすぐ歩いて行くと、『八甲通り(アスパム通り)』にぶつかります。
『ドクターゴールド青森新町店』(赤い看板)が目印の交差点です。
この交差点のアスパム側に立つと、ねぶた祭りの山車が見やすいです。(交差点に名前が無いため、説明しづらいですが…)
↓青丸の交差点の「こっち側」に立つと見やすい!
この交差点付近は『しんまち商店街』と呼ばれ、ラビアン新町店や、東京青山クリニック美容外科、みちのく銀行青森支店などのお店が佇みます。
ねぶた祭りの運行マップを見ると、この交差点は例年大変混雑するため注意喚起されている観覧場所ですが、立ち位置によってここは穴場です。
祭り当日、この交差点には2箇所の柵が設置されます。
↓2箇所の柵のうち、手前の柵(アスパム側)の最前列を陣取ると、山車がばっちり見えます!
ここなら目の前が通路のため視界を遮る物が無く、前方の観客も離れているので圧迫感もない状態で、左側から来るねぶたの山車をじっくりと見ることができます。
実際に筆者もこちらで快適に祭りを観覧することができました!
ちなみに筆者がこの交差点に到着したのは、午後6時42分頃。
ねぶた祭りが始まるのは午後7時からです。待ち時間はわずか20分ほど!
場所取りは一切必要ナシで、柵の最前列が陣取れました。
しかし、向かって右側は見物客が密集しており、少し危険を感じるほどでした。
右側は警察官が警備していたので、危険を伴う場所なんだと思います。
観覧する際には気を付けてください!
交差点のアスパム側を穴場としておすすめする、もう一つの理由は山車が正面で見れるからです。
ねぶたの山車は柳町交差点付近からスタートするため、協働社交差点だと、向かって左側から山車が来ることになります。
本来であれば山車は横向きでしか見えませんが、目の前のカーブを曲がる前に、山車の曳き手がグルッと360度、一回転してくれるのです。
目の前で”山車を正面から見れる”のです!
山車を有料席級のアングルで見れるうえに、人が多くない場所なので穴場の観覧場所なんですよね。
山車の動きをスマホで追わなくても、簡単にシャッターチャンスが訪れる!ここは穴場でした!
とは言っても、回転してくれる山車は全体の7割くらいで、全部が見えるわけではありませんでした。
「混雑を回避できて、ほどほどに山車が見えれば良い」という方にはオススメの場所です。
ほかにも、ねぶた運行コースの曲がり角となる4か所の交差点も観覧場所としておすすめです。
①【協働社交差点(協働社ビル)】←今記事でご紹介した場所
《先頭通過予定時刻》
・2~6日は19:00頃
・7日は13:10頃
②【消防本部前交差点(青森県庁西角)】
《先頭通過予定時刻》
・2~6日は19:10頃
・7日は13:20頃
③堤町交差点(ファミリーマート青森橋本一丁目店)
《先頭通過予定時刻》
・2~6日は19:45頃
・7日は13:55頃
④青柳二丁目交差点(ホテル青森)
《先頭通過予定時刻》
・2~6日は19:50頃
・7日は14:00頃
交差点の角に差し掛かる時に、山車が進行方向を変えるためにグルっと一回転するため、迫力ある山車の様子が間近で観覧できます。
近くで見える、跳人の威勢の良い踊りにも注目です!
運行ルート沿いのホテル
人混みが苦手な方は、ねぶた運行ルート沿いのホテルに宿泊することも一つの手段です。
窓から見下ろす形になりますが、山車が進んで来るのを涼しい部屋でゆっくり眺めることができます。
ねぶた運行ルート内にあるホテルはこちらです。(PR)
以上のホテルは、ねぶた運行コースの道路沿いに佇むホテルなので、確実に山車が見えます!
祭りの日にちが近づいてくると宿泊料金が急上昇するため、青森旅行が決まったら早めに予約した方が良さそうです。
ねぶた団地 ラッセランド
大混雑のねぶた祭りに参加する前に、あらかじめ山車を見学しておくというのも一つの方法です。
青森県観光物産展アスパムの裏側に『ねぶたラッセランド』があります。
こちらは、ねぶたの制作小屋が立ち並んだエリアで、これからねぶた祭りに出場する山車がずらりと展示してあります。
見学無料、記念撮影も可能な観光客にはありがたいエリアです。
明かりは点灯していませんが、大迫力の山車を間近で見ることができるためオススメです!
こちらには「ねぶたガイド隊」と呼ばれるボランティアガイドの方が常時おられ、ねぶた制作の裏話や歴史について聞くことができます。
番外編:観光物産館アスパム 13階展望台
青森駅のすぐ近くに、青森のお土産物が売っている『観光物産館アスパム』という商業施設があります。
運行ルートから少し離れるので、目の前でねぶた祭りを見ることはできませんが、祭りの準備がおこなわれている街の様子を上空から眺めることができますよ。
祭り当日は、アスパム裏手のねぶた小屋から山車が行き来するレアな様子が見れます。
おすすめは13階の展望台です。
地上51mの高さから、青森市街の景色が一望できます。
八甲田山、青森ベイブリッジ・八甲田丸、下北・津軽・夏泊の各半島やむつ湾などの景観が 360度ぐるり眺望できるのが特長です。
人混みを避けて涼しい部屋からねぶた祭り前のを観覧できることでオススメです。
しかし、アスパムの13階展望台の営業時間は夜7時までです。
ねぶた祭りは夜7時から開始なので、祭り自体は見れませんので注意してください。
まとめ
- ねぶた祭りの穴場の観覧場所は、運行ルートの曲がり角の交差点がおすすめ。
協働社交差点、消防本部前交差点、堤町交差点、青柳二丁目交差点の4つ。
通路用の柵の手前に立てば、視界を遮る物がなくて見やすい。 - ねぶた運行ルート沿いのホテルに宿泊する手段もある。
- ラッセランドには、ねぶたの山車が展示されているので、お祭りの前に訪れたらゆっくり見物できる。