チェチェン共和国で第3代目首長として、世界からも注目を集めるラムザン・カディロフ首長。
なんと父親が亡くなった28歳の頃には、チェチェンの住民達から大統領に推薦されたほどの実力者だったと言われてます。
現在の世界情勢で、ふたたび話題に上がっているカディロフ首長ですが、今回 前線に送られた息子さんはどんな人なんでしょう?
ご家族について調べてみると、一夫多妻制のため奥さんが4人とお子さんが14人いることが分かりました。
ただ驚くばかりですよね。
そこで今回は、結婚している奥さまやお子さんについて見ていくことにしました。
- カディロフ首長の奥さんのプロフィールと馴れ初め
- カディロフ首長の息子さんのプロフィール
これらについてまとめます。
目次
ラムザン・カディロフ首長(チェチェン共和国)のプロフィールと経歴
Россия Вайнахのビデオニュース見てるけどナレーターはロシア語でカディロフ首長は徹底的にチェチェン語で話するね。いや、むしろチェチェニアでなんだからそれが普通なんだろうけど pic.twitter.com/2Ur2EBgfKg
— ߡߊߛߊߌߊ (@masayasan201911) November 12, 2021
名前:ラムザン・アフマトヴィチ・カディロフ
出生地:ソビエト連邦
生年月日:1976年10月5日
年齢:46歳(2022年10月現在)
趣味:音楽鑑賞
最終学歴:マハチカラ・ビジネス法律大学
職業:ロシア連邦内チェチェン共和国の第3代首長
ラムザン・カディロフ首長は、2004年に亡くなったチェチェン共和国の初代大統領 アフマド・カディロフを父に持ち、現在チェチェン共和国の第3代首長を務めています。
チェチェン共和国とは、ロシア連邦北カフカース連邦管区に属する共和国になります。
文字が小さいですが、赤矢印のあたりがチェチェン共和国です↓
カディロフ首長は、1976年にチェチェン・イングーシ自治ソビエト社会主義共和国ツェントロイ村に生まれ、20歳にして当時『ムフティー』として活動していた父のアフマド・カディロフの補佐官兼ボディーガードを務めました。
ちなみにムフティーとは、イスラム教の中でも上位に属する人のことを言います。
父親がムフティーであったためか、ボディーガードをしていた2000年~2003年にかけて何度も暗〇未遂を受けています。
2003年に父のアフマド・カディロフがチェチェン共和国の大統領に就任したことがきっかけで、大統領保安局長に就任。
2004年にはマハチカラ・ビジネス法律大学を卒業し、内務相補佐官を務めたのちにチェチェン共和国国会議員となりました。
そして2004年5月9日には、独立派によるテロの爆破事件により父のアフマド・カディロフが暗◌されてしまいます。
チェチェン共和国の住民は、息子のラムザン・カディロフさんを大統領に推薦するも、大統領になるには満30歳であるため、当時28歳だったカディロフさんは選挙には参加せず、第一副首相に就任しました。
そして、2006年3月より次期首相に指名されたことで首相となり、2007年2月にはチェチェン共和国第3代大統領に就任しています。
元々は父親のボディーガードから政治への道が始まったようですね。
カディロフ首長はチェチェンを統治している独裁者とも言われており、国内外でカディロフ首長に対して異論を唱える者を◌害する破壊活動などを行っているとのことです。
ロシアのウクライナ侵攻にもカディロフ首長の私兵団が投入されたとのことで、優しそうな雰囲気の裏には恐ろしい一面を持っているようです。
このようなやり方がプーチン大統領からは推薦され、上級大将に昇格したのかもしれませんね。
【顔画像】ラムザン・カディロフ首長の妻の年齢やプロフィール!一夫多妻制で4人の妻がいる!
カディロフ氏が上級大将に昇格。
カディロフ氏は、プーチン大統領から個人的に昇進したことを伝えられ、最高司令官が自分の功績を高く評価してくれたことに、絶大な感謝の意を表したという。
「これは私にとって大変な名誉です。私は与えられた信頼に応えること約束します」。↓ pic.twitter.com/UlWOWd3jgZ
— tobimono2 (@tobimono2) October 5, 2022
チェチェン共和国のラムザン・カディロフ首長は一夫多妻制を支持しており、公には公開されていないそうですが、自身も4人の妻がいて14人の子供がいるそうです。
奥さんや家族に黙って、一生嘘をつかないといけない愛人を作るなら、嘘をつかないでいられる一夫多妻制が男性も女性も幸せになれるとの考えだそうです。
浮気男性の勝手な考え方にしか聞こえませんが…。
それではカディロフ首長の4人の奥さんのプロフィールをご紹介していきます。
1人目の妻:メドニ・ムサエフナ・カディロワさん
出生地:ロシア
生年月日:1978年9月7日
年齢:44歳(2022年10月現在)
1996年に結婚され、公式イベントにはメドニ・ムサエフナ・カディロワさんとしか登場しないことから正式な妻とされているようです。
夫婦の間には12人の実子と2人の養子がいます。
子どもが14人いるというのは、全員が正妻のメドニ・ムサエフナ・カディロワさんとの子どもというわけですね。
メドニ・ムサエフナ・カディロワさんはファンション企業を経営していて、デザイナーである娘に引き継がせています。
2人目の妻:ファティマ・カズエワさん
カディロフの宮殿と第2夫人、その邸宅(カディロフには4人の妻がいるとされる。) pic.twitter.com/AnmJMdOwhf
— Christopher (@ChristopherM_G) March 25, 2022
生年月日:1992年生まれ
年齢:30歳(2022年10月現在)
2006年に開催された美人コンテストの会場で2人は出会ったそうです。
ファティマ・カズエワさんは当時14歳で、その大会では2位になったのだとか!
出会った当時、ラムザン・カディロフさんは30歳で16歳の年の差になります。
その出会いから結婚に至るまでの過程は不明ですが、ファティマ・カズエワさんは村の出身者で、その村の住民数人が結婚していることを知っていたと言われてます。
ファティマ・カズエワさんはモスクワにアパートを3棟所有していて、その兄も急に身なりが良くなったと報じられました。
3人目の妻:アミナト・アフマドワさん
名前:Aminat Akhmadova(アミナト・アフマドワ)
3人目の妻のアミナト・アフマドワさんの年齢や出会った経緯は不明ですが、職業は歌手兼ダンサーだそうです。
4人目の妻:詳細不明
4人目の妻の詳細については、報道がされておらず不明とされています。
メドニ・ムサエフナ・カディロワさんは正式な妻として世間に公表しているのにも関わらず、あとの3人はあまり公表してないのは、一夫多妻制だと堂々と言えるものなのでしょうか?
妻として迎えたのであれば、全員を正式に公表するのが妻への誠意ではないでしょうか。
【顔画像】ラムザン・カディロフ首長の息子のプロフィールと年齢
カディロフって絶対メタリカとかスレイヤー大好きだろw スラッシュメタルのギタリストにしか見えん😂 pic.twitter.com/FDOeWY98fl
— money (@haikinshugi) October 11, 2022
ラムザン・カディロフ首長には養子を含めた14人の子どもがおり、そのうち14歳、15歳、16歳の3人の未成年の息子たちをロシア軍と一緒に戦うため、ウクライナの前線に児童兵として配備すると発表しました。
さらには、3人の息子は幼い頃から戦闘訓練を受けていることから、連絡線の最も困難な場所に送られるとのことです。
現在の日本では、自分の子どもを侵攻地域へ送るということは考えられませんし、そもそも前線へ出向くこと自体考えられないことです。
そもそも未成年の子どもを前線に送る必要はあるのでしょうか。
カディロフ首長自身が前線に行くべきでは。とも思ってしまいますが…。
そんな児童兵として戦うカディロフ首長の3人の息子について見て行きます。
名前:アフマド・カディロフ
出生地:ロシア
生年月日:2005年生まれ
年齢:16歳(2022年10月現在)
出生地:ロシア
生年月日:2006年生まれ
年齢:15歳(2022年10月現在)
出生地:ロシア
生年月日:2007年生まれ
年齢:14歳(2022年10月現在)
今回3人の息子がウクライナの前線に送られると発表されたことで、3人の息子が訓練を受けている様子の動画が公開されました。
カディロフ首長は、総合格闘技のファンで格闘技団体『アフマドMMA』を運営したり、ボクシングも好きなことから子どもたちには幼少期からボクシングをさせていたそうです。
格闘技をやっているからか、息子は3人ともガタイが良くてガッチリとした体格ですね。
幼い頃から戦闘訓練を受けていたといことで武器の扱いにも慣れているようです。
実際には18歳未満、とくに15歳未満を前線に送ることは国際法違反となっており、それでも前線に派遣するのは「なんらテロ集団と変わらない存在」という批判の声が相次いでいます。
その背景には、イスラム教というのも大きく関わっているようです。
イスラム教では、正義を守るための戦いで亡くなった人は「自ら信仰する宗教のために命を落とした殉教者」とみなされます。
殉教者には厚い尊敬が払われ、家族にとっては大きな誇りとなるようです。
もしも3人の息子が前線で命を落とすようなことがあっても、イスラム系住民が中心のチェチェン共和国では殉教者として尊敬され、父親であるカディロフ首長も住民よりさらに支持されるという結果になるのかもしれません。
宗教の違いでも大きく考え方が違うようですね。