イザベラヨークが僕と呼ぶ理由はなぜ?結婚後の嫁ぎ先とその後について

イザベラヨーク

《本記事はプロモーションが含まれています。》

『ヴァイオレット・エヴァーガーデン外伝』に登場するイザベラ・ヨークは、大貴族ヨーク家の娘です。

イザベラは土地の盟主の元へ嫁ぐために、女学校で淑女としての振る舞いを学んでいます。

そんな上流階級のお嬢様なのに、なぜか自分のことを「僕」と呼ぶのです。

映画の冒頭から、最後の嫁ぎ先でテイラーからの手紙を受け取る場面でも「僕」と話していました。

一体なぜ女性のイザベラが、自分のことを「私」ではなく「僕」と呼ぶんでしょうか?

何か理由があるんでしょうか?

 

他にもイザベラが自分の素性を隠す理由も気になっています。

くまきちくん
何か心の闇とかあるのかな…?

 

そこで今回は、

  • イザベラ・ヨークが自分を「僕」と呼ぶ理由
  • イザベラの嫁ぎ先はどこか?
  • イザベラが素性を隠す理由
  • イザベラとテイラーのその後について

これらについてまとめます!

 

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イザベラ・ヨークはなぜ自分を「僕」と呼ぶの?理由は?

イザベラ・ヨークは女性ですが、昔から自分のことを「僕」と呼びます。

イザベラ・ヨークは、元からヨーク家の娘ではありませんでした。

自分を「僕」と呼ぶ理由は、ヨーク家に引き取られる前の孤児で貧困生活を送っていた頃に、女の子らしい扱いを受けていなかったからです。

ボロ家で独り暮らしをし、質屋で物を売り日銭を稼いで暮らしていました。

女性として生きて来なかったと言えるのかなと思います。

 

そして『イザベラ・ヨークの花と雨』という短編小説では、イザベラがヴァイオレットに対して恋愛感情を抱いていることが綴られていました。

外伝でも良い雰囲気の2人でしたが、まさか恋心があったとは…!!

そんな展開は一切期待していなかっただけに衝撃を受けました。

 

イザベラがヴァイオレットに照れ臭そうにするのは、ダンスでエスコートしてもらったり、同じ布団で寝ながら星座の話をしてもらったりと、家庭教師ですから、一歩先をいく場面がいくつか見られます。

ヴァイオレットに憧れもあるんだろうな~と純粋な気持ちで見ていました。

 

しかし、女性に対して恋愛感情を持つということは、「心は男性」とも解釈できそうですよね?

イザベラが自分のことを「僕」と呼ぶのは、実は心は男性だからなんでしょうか?

 

イザベラ・ヨークの結婚した嫁ぎ先はどこ?素性を隠したい理由は?

イザベラ・ヨークは由緒正しきヨーク家の娘です。

女学校を卒業した後に、どこかのお金持ちの家に嫁ぎましたが、なぜか嫁ぎ先が極秘にされています。

しかもイザベラの素性についても隠されているのです。

イザベラはどこへ嫁いだんでしょうか?

 

ヨーク家が隠したいのは、当主が愛人と関係を持ったことと、その娘であるイザベラ(エイミー)の元の素性を隠したいのです。

上流階級のヨーク家としては、愛人の娘と縁があってはいけません。

そこでイザベラの元の素性を隠し、孤児で育ってきた素行の悪さを矯正するため、女学校で寮生活を送りながら淑女としての教養を身に着けていたのです。

エイミーはその土地の盟主のもとへ嫁ぐため、元々の暮らしぶりや親子関係について、夫にバレるわけにはいかず、女学院で教養や礼儀作法を身に着けました。

 

イザベラ・ヨークのその後については、『エイミー・バートレットと春の木漏れ日』という短編小説で描かれています。

ヨーク家の娘として、政略結婚を強いられてしまったエイミーは、ヨーク家との関係が欲しかっただけの夫とはうまくいっておらず、鬱屈した日々を過ごしていました。

結婚相手は自分と並ぶと、父親と娘に見えてしまうほどの年の離れた男性でした。

イザベラは、そうした鬱屈した日々をヴァイオレットに伝える気がしなかったので、文通はストップしてしまい、さらにテイラーと暮らしていた時期や、ヴァイオレットと過ごした3ヶ月間の思い出と、現在の結婚生活を比較して境遇に不幸さを感じています。

 

エイミーって、女学院でもふさぎ込んだ生活をしていたようですが、今までの境遇の影響もあって、周りが定期的に持ち上げてあげないとどんどん沈んでいっちゃうみたいです。

女学校のことは「牢獄」と話してましたしね…。

そのどん底に近い状態から、テイラーからの手紙が届いたことによって、自分は一人じゃないし、愛する者たちが自分のことを思ってくれてる事を再確認するといった物語が描かれていました。

外伝では描かれなかった部分ですが、イザベラは割と独りぼっちの結婚生活を送っていたようで、家族だったり暮らしにはあんまり恵まれてない印象を持ちました。

 

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イザベラ・ヨークとテイラー・バートレットのその後

そして数年後、イザベラは大きくなったテイラーと再会しています。

テイラーやヴァイオレット、そして幸せを運んでくれるベネディクトとの交流で持ち直したようです。

女学院で仲良くなりかけた友人がいましたが、イザベラの心の闇を埋めることはできませんでした。

やはりテイラーやヴァイオレットは特別だったようですね。

 

テイラーを育てることが「復讐」だと語っていたイザベラ。

その神の仕打ちに対する仕返しが、善行であるのは実は心根のやさしい人なんだなあと感じました。

テイラーを拾って妹として育てたときもそうですが、困っている人を放っておけないんでしょうね。

外伝ではヴァイオレットに対する態度が冷酷だったので、そこは意外でした。

 

だからこそ、最後には幸せがやってきた。と思える物語でした!

短いけれど、ぎゅっと感動が凝縮されていました。

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