今回は、岐阜県の関ケ原古戦場記念館の所要時間や見どころについてご紹介します。
施設内にはどんな展示があって、それぞれのエリアでどれくらい時間がかかるのかをまとめました。
幼い子どもでも楽しめそうな見どころもありますので、順番に見ていきましょう!
- 関ケ原古戦場記念館の各エリアの所要時間
- 見どころ
- 駐車場の場所&料金について
これらについてまとめました。
目次
関ケ原古戦場記念館の所要時間は何分?
関ケ原古戦場記念館の見学にかかる所要時間は、1時間15分~1時間30分ほどです。
最初にグラウンド・ビジョンを立ち見で鑑賞しますが、ここで約8分ほど時間がかかります。
巨大な床面スクリーンに日本地図が映し出され、全国を舞台とした東西陣営のスケールの大きな戦いを俯瞰できる場所です。
関ケ原の戦いの流れを講談師・神田伯山さんのナレーション付きで学べる場所となっており、関ケ原の戦いについて知らなくても、ここで大体の流れが掴めます。
次にシアターへと移動して、関ケ原の戦いの当日の様子を映画で観ます。ここが約9分ほどです。
大軍団の激突が展開される場面を武将の目線で体感できるシアターです。
まるで合戦当日の関ケ原にまぎれ込んだかのようなリアルな体験ができます。
白黒の大画面の映像は幼い子どもには少し怖いかもしれませんが、大迫力映像です。
シアターが終わると、壁の展示を見ながら、エスカレーターで2階の展示室と戦国体験コーナーへ向かいます。
岐阜関ケ原古戦場記念館内、個人的おすすめ撮影スポット。グラウンドビジョン→シアター観戦後の小部屋では壁面に映像が映しだされております。コレを背景にして記念撮影するといいカンジですよ!#岐阜関ケ原古戦場記念館 pic.twitter.com/5BsHSbO9Ws
— せきがはら史跡ガイドの人 (@guid1804) December 22, 2020
戦国時代の武具や書状(手紙)などが展示してあり、関ケ原の戦いに至る過程からその後までを学べるスペースです。
年表や参加した武将の名前、家紋の紹介、パネルクイズ、合戦のエピソードなど見ごたえのある展示の数々!
戦国体験コーナーでは、武具を実際に触ってみたり、関ケ原合戦図屏風を背景にした写真撮影もできる体験型のエリアになってます。
展示物の説明文などをじっくり読んで回ると、2階だけで30分ほどかかります。
3~4階に展示はなく、次は5階の展望室へ向かいます。
全面ガラス張りの最上階からは、関ケ原古戦場全体を見渡して陣跡を確認することができます。
案内役のロボットが、開戦地や決戦地、徳川家康の最後陣地の場所なども教えてくれるエリアです。
ここでの所要時間は約10分ほどあれば見れると思います。
施設の所要時間をまとめると…
- グラウンド・ビジョン…約8分
- シアター…約9分
- 2階の展示室&戦国体験コーナー…約30分
- 5階の展望室…約10分
- 合計…57分
グラウンドビジョンの上映前に5~10分ほどの待ち時間があります。
また施設内は広いので、移動時間も多めに確保した方がいいですね。
体験コーナーでは武具の展示に列ができていたりするので、そうした混雑も見込むと、関ケ原古戦場記念館の所要時間は1時間15分~1時間30分ほどかかります。
関ケ原古戦場記念館の見どころは?
徳川家康の直筆の書状の展示
本日、特集展示「徳川家康書状~会津征伐から関ケ原の戦いへ~」(~5/28㈰)が始まりました
会津征伐から #関ケ原 の戦いに至るまでの #徳川家康 書状4点(初公開2点)を展示しております
内容はもちろん、情勢なども地図を交えて分かりやすく解説しています
ぜひお越し下さい https://t.co/bFOZA0krJF pic.twitter.com/RXRsnigMEN— 岐阜関ケ原古戦場記念館 (@gifusekimemo) April 25, 2023
4/25㈫~5/28㈰
特集展示「徳川家康書状~会津征伐から関ケ原の戦いへ~」を開催し、#徳川家康 書状を4点(うち初公開2点)公開します
会津征伐から #関ケ原 の戦いに至るまでの #家康 の心境や動向をうかがうことができる書状が4点も揃う貴重な機会です!
ぜひお越しくださいhttps://t.co/bFOZA0krJF pic.twitter.com/ee18Vg5NGo— 岐阜関ケ原古戦場記念館 (@gifusekimemo) April 21, 2023
記念館では、2023年4月25日~5月28日の期間限定で特集展示「徳川家康書状~会津征伐から関ケ原の戦いへ~」が開催されます。
関ケ原の戦いの前後に、徳川家康が各大名送った四通の書状が初公開されています。
越後侍従には、会津討伐を控え、越後方面の情報収集をする手紙。
太田原備前守には、家康自身が江戸に留まり、会津の上杉景勝の南下を警戒する内容の手紙です。
会津征伐から関ケ原の戦いに至るまでの家康の心境や動向がうかがえる興味深い資料となってます。
徳川家康の直筆の書状として大変貴重な展示物となります。
2021年6月にも決戦前の書状が公開されいました。
このように特集企画が度々開催されているので、気になる方はスケジュールを合わせて来館なさってはどうでしょうか。
陣羽織を着て合成写真が撮れる
2階の体験コーナーでは、陣羽織を着用して合成写真が撮れます。
合戦図屏風の中に入って、共に戦っているかのようなCG写真が完成します!
背景には黒田長政や稲葉助之進の兵が映ってますよ!
画面中央、凛々しい顔で茶色の頭巾を被った御仁でござる。
尚、黒田殿はこちらでござる。 pic.twitter.com/1gKnRcXIkT— 磯野平三郎 (@Heisaburo_Isono) February 9, 2021
幼い子どもサイズの羽織と武具もあるので、家族連れの方にもオススメですね。
展望室でAIロボットが案内してくれる
5階の展望室は全面ガラス張りになっており、関ケ原古戦場が一望できる造りになってます。
それぞれの方角には、各武将の陣跡が紹介されたパネルが設置されており、写真と見比べながら実際の場所を確認できるようになってます。
現代の建物が建っていますが、戦場の距離感をリアルを感じられる場所です。
いまだに鉄砲の弾が出土する陣跡もあるそうで、実に興味深いですよね。
さらに詳細なエピソードが聞きたい場合は、フロアにいるAIロボットのミツナリくんに教えてもらうことができます。
パネルを操作すると、開戦地などの知りたい場所に案内してくれて、詳しい解説を音声で話してくれるんです。
ダンボールの鎧がかわいいですね…!笑
地図で見ると、徳川家康が陣を敷いた桃配山と石田三成の笹尾山はわりと近くに感じたのですが、実際はかなり距離がありました。
ボードの文字を読むのが疲れたら、ミツナリくんに説明してもらうとラクです。
大河ドラマ『どうする家康』展示コーナー
2023年1月から始まった大河ドラマ『どうする家康』の放送を受けて、関ケ原古戦場記念館でも1階の観光コーナーの付近にて、ドラマの特設コーナーが設けられてます。
別館との連絡口の横には、キャストの等身大パネルが!見逃せない撮影スポットですね!
松本潤さんの隣でばっちり記念撮影してきましたよ。
平日はお客さんが少なくて写真が撮りやすいです!いろんなパターンで記念撮影してきましたよ。
南回廊側にはドラマで使われた小物や衣装も展示されてました。
ドラマの台本や、お市の着物、瀬名姫から家康に宛てた手紙などもガラス越しに見れました。
ほかにも徳川家康の重臣の甲冑が展示されていました。(モデル)
鳥居元忠、酒井忠次、石川数正の甲冑が立ち並んでいますね!
まだドラマでは、それほど兜を被った姿は見たことがなかったので興味深く見てました。
大河の特設コーナーは、放送に合わせて展示物を変えているようなので大河ファンは見逃せませんね。
今夜の #どうする家康
まさかの #信長(#岡田准一)から #家康(#松本潤)へのコンフェイト(金平糖)の贈り物🎁
家康は無事に #瀬名(#有村架純)へのお土産を手にすることができましたね
信長から家康に贈られたコンフェイトは当館で展示中です
ぜひお越しください#関ケ原 pic.twitter.com/BjyN2gRw8r— 岐阜関ケ原古戦場記念館 (@gifusekimemo) April 23, 2023
当館では #どうする家康 第10回「側室をどうする」の撮影で使用された「#家康 の側室候補リスト」も展示中です
「御城下近江屋叔母/とつ(嫁)きたることなしと云々」
「名 かう」
「年 五十はこ(越)ゆ。ある(或)ひは六十か。/余命いくはく(幾何)もなしとみ(見)ゆ」色々と書いてありますね pic.twitter.com/Qv99NoMi6W
— 岐阜関ケ原古戦場記念館 (@gifusekimemo) April 17, 2023
#どうする家康 に登場した #浅井長政(#大貫勇輔)の衣装を展示中です
長政が用いた「三つ盛亀甲」の紋があしらわれています
今後の #家康(#松本潤)、#信長(#岡田准一)との関わりがどう描かれるのか楽しみですね pic.twitter.com/jbL7nocmrP— 岐阜関ケ原古戦場記念館 (@gifusekimemo) April 4, 2023
関ケ原古戦場記念館の駐車場料金はいくら?場所はどこ?
関ケ原古戦場記念館には、施設の北側に無料駐車場が完備されてます。(施設の裏側です)
乗用車は30台駐車可能で、バイクと自転車は駐輪場へ停めれます。
平日はガラガラなことが多いですが、週末ともなると数台しか空きがない場合も。
少し時間に余裕を持って来場した方が良さそうです。