岩手県二戸市に佇む、座敷わらしが住んでいることで話題の『緑風荘』へお邪魔してきました。
急遽決まったため、旅館の宿泊予約は取れなかったので日帰りで伺ってきました。
『緑風荘』や座敷わらしについての予備知識はほとんど無い状態でしたが、当日に不思議な方との出会いがあり、座敷わらしの亀麿くんに会うことができました。
今思い出しても奇跡としか思えません。
そこで今回は、緑風荘で座敷わらしの亀麿くんの姿を見た話をお届けしていこうと思います。
座敷わらしさんを撮影した写真と動画をご紹介させていただきます。
目次
緑風荘で座敷わらしが写真と動画に映った体験談!
旅行の最終日に緑風荘にお邪魔することになったので、最後まで無事にお伺いできるのか心配でした。
帰りの飛行機のチケットは取得済みのため、道路の渋滞や何かハプニングがあったら、緑風荘行きを中止にせざるを得ないので本当にハラハラしてました。
そんな思いでなんとか到着しました!緑風荘です!
場所は岩手県二戸市にある金田一温泉ということで、もっと温泉街なのかと思ったら、開けた場所に民家に馴染むように建っていました。
テレビで見たイメージとは違って、火災後に再建されたため新築の建物になってました。
まずは亀麿神社を参拝する
緑風荘の体験記によると、先に亀麿神社にお参りをしてから旅館へ行くお客さんが多いようなので、先に亀磨神社で参拝することに。
旅館の塀に亀麿神社への道順を示す貼り紙があるので、その通りに歩いて行けばOK。
↑【上の画像】木の塀の貼り紙の矢印に沿って歩いて行くと、2分くらいの場所に亀麿神社が見えてきます。
お守りや絵馬などは館内で販売されてます。
神社は旅館の裏手にあるのですが、敷地が広いため道路を歩いて行くと少し遠く感じます。
宿泊客は庭を歩いて亀麿神社に行けるようですよ。
到着すると手前に亀麿神社があり、奥側に稲荷神社の鳥居が見えました。
敷地内には、たくさんのおみくじやお願いごとを書いた絵馬が括り付けられてました。
早速 我が家も亀麿神社をお参りしようとお賽銭をさぐっていると、急に風がバッと吹きました。
周りの木がざわざわ揺れて、木陰にいると爽やかな心地よい風が吹いたのです。
雲の隙間から太陽の日差しが照り付けて、まるで亀麿君が歓迎してくれているように感じました。
初めてお詣りする神社ではあるものの、日頃 家族全員が元気に暮らせていることに対する感謝の気持ちを伝え、これから旅館を見学させてもらうことを伝えしました。
我が家の下の子は、霊や妖精(?)や小人(?)が見える子で、見かけると教えてくれるのですが、亀麿神社の空にも白い玉が飛んでいたそうです。
と話しながら、旅館へと歩いて行きました。
緑風荘の槐の間(えんじゅのま)を見学する
旅館に戻り、いざ緑風荘の見学へ!
ドアを開けて玄関に入ると、右手に下駄箱があるのでそちらへ靴を入れてスリッパに履き替えます。
旅館内は畳なので、忘れずに持参した靴下を履きました。
そして正面のフロントに声をかけて館内へ。
お言葉に甘えて見学させていただきます。
フロントのすぐ左手にはロビーがあり、その奥には座敷わらしの亀麿くんが現れるという槐の間(えんじゅのま)が見えました。
旅館にお邪魔したのは午前11時20分頃。見学客の方はほとんどおらず、ゆっくり見て回ることができました。
こちらが現在は見学のみとなった槐の間のお部屋です。
火災後に旅館を再建してから、槐の間を多くの人に見てもらおうという話になったのか、宿泊専用の部屋ではなくなったそうです。
現在は槐の間は開放されており、いつでも自由に見学可能となりました。
日帰り客&見学客は10:30~14:30の間のみですが、宿泊客は夜中でも朝方でも自由に出入りしてビデオや写真を撮影してOKだそうです。
槐の間は人が歩き回れるくらいの広さで、十畳くらいの部屋が2つ繋がっていました。
床の間には「夢」と書かれた掛け軸がかけられ、仏像と「亀麿實様」の位牌が祀られています。
持ってきたお菓子やおもちゃなどは、こちらにお供えできます。
お菓子・パン・飲み物・人形・駄菓子屋に売ってそうなおもちゃ・風船など、さまざまなお供え物が置かれていました。
まさに6歳の亀麿くんが喜びそうな物がところせましと置かれていました。
こちらは自由にお供えできるようですが、帰る頃には各自で持ち帰ることがルールとなっています。
以前の槐の間はプレゼントのぬいぐるみやおもちゃが部屋を埋め尽くしていたので、部屋をクリーンに保つために持ち帰ることになったのでしょう。
廊下側に目をやると、記念撮影で使える子ども用の浴衣が掛けられていました。
こちらは自由にお借りして良く、部屋にある撮影スポットで写真が撮れるようになってました。
サイズは身長120cmくらいの子が着るとちょうど良いサイズでした。
↑浴衣に着替えたら、こちらの長椅子に腰掛けて写真撮影ができます!
我が家の子どもも浴衣を着て、ノリノリのピースサインで写真を撮ってました。
部屋の隅には、けん玉や竹とんぼ、コマなどの昔懐かしいおもちゃが置かれていて、なんだかほっこりしちゃいました。
このおもちゃも自由に遊んでOKになってます。
他にも部屋には、緑風荘に訪れたお客さんの感想が綴られたノートや、オーブの写真を集めたアルバムを閲覧できるコーナーもあり、時間が許すなら1日中のんびり過ごしたいと思えるような場所でした。
【実物動画&画像】緑風荘で座敷わらしの亀麿くんを見た話!不思議な出会い
槐の間で写真を撮ったり、縁側から外を眺めたり、部屋の中をウロウロしていると、一人の女性客に声を掛けられました。(以下:Aさん)
私たちの不慣れな様子を感じ取ってか、気を遣って話かけてくれたようです。
話を聞くと、Aさんは岩手県盛岡市にお住まいで、緑風荘にはよくいらっしゃるようです。
Aさんには霊感があり、いろいろと感じ取る力があるようです。
手首には水晶のブレスレットを付けておられました。
亀麿神社の御神体は”水晶”ということで、座敷わらしの亀麿くんのご利益を意識されているようでした。
緑風荘のこともかなり気に入っておられるようです。
Aさんの話によると、今日は『一粒万倍日・天赦日・大安』の3つすべてが重なる、とても縁起の良い日だそうで「亀磨君に会えるかもしれない」と思って盛岡市から一人でいらしたそうです。
全然知らなかったのですが、2023年8月4日は一年で数回しかない最高に縁起の良い日だったのです!
Aさんは緑風荘にはちょくちょく訪れるそうで、過去に旅館内で撮った座敷わらしのオーブの写真を見せてくれました。
スマホに入ってる画像の数々には、白いオーブが力強く写っていました。
「オーブって実在するんだ…」
と、本物のオーブ写真を見て感激した私!!
亀麿くんのご利益にあやかれたらなと思い、
「もしよろしければ、この画面を写真撮らせていただけませんかm(__)m」
と厚かましくお願いすると、
「今日は会えそうな気がする!こっちについてきて。」
と慣れた様子で、旅館の奥の方へと案内してくれました。
私達家族を座敷わらしの気配を感じる場所へ連れて行ってくださいました。
一番最初に教えてくださったのが、槐の間を出てすぐの廊下に亀麿くんの顔がよく現れる場所があるとのことです。
天井の照明の付近でマスクを付けた亀麿くんの顔が見えるというのです!
天井を見上げても肉眼ではよく分からず、ビデオ撮影しようとカメラを向けると、なぜか画面がボヤけてピントが合いません。
まだ購入して日が浅いビデオカメラで壊れているはずもなく、廊下も電気が点いているので部屋が暗いわけでもないのに不思議に思いました。
こんなことは初めてです。
「あれ?カメラのピントが合いません…なんでかな。」
「座敷わらしはイタズラっ子だからね。写真を撮ろうとして画面がボヤけるのはよくあることよ。」
座敷わらしさんに遊ばれてしまったのか…。
それから、どうにか試行錯誤して撮った写真がこちらです。
亀磨くんらしき人影が、人間の真似をしてマスクを付けている様子がうかがえます。
分かりにくいので、スマホの明るさを最大にしてご覧ください↓
たしかにマスクをした、おかっぱ頭の子が見える気がしますね。
続いて、浴場へと続く渡り廊下へ移動。
以下は、↑画像左側のトイレ付近で撮影した動画です。
なんとなんと!こちらはスマホやカメラ越しではなく、肉眼でオーブが飛んでいるのを確認できました。
天井にたくさんの白いオーブが飛んでいるのが分かります!
↑32秒あたりからオーブが飛んでいるのが見えます。
こちらは写真でも撮れました。オーブに矢印を付けて保存をかけたら画像がぼやけてしまいましたが…涙
スマホ(PC)の画面を一番明るくしてご覧くださいm(__)m
霊感がまったく無い夫と筆者は、はじめはホコリか虫だと思いましたが、
- ホコリにしては舞う速度がはやい
- 虫なら見たら分かる
「どう見てもホコリや虫じゃないよね」となったわけです。
夫は目に見えない物についてはなんでも疑ってかかり、その出来事を科学的に説明しようとするタイプなのですが、その夫が言葉を失って見入ってました。
さらに渡り廊下の右側の小窓の前で、ひらひら舞うオーブの群れを目撃しました。
床から舞い上がるように飛ぶ白いオーブが確認できます。
画面中央に注目してください↓
地面から湧いてくるように飛び上がるオーブの数々。
こちらの写真にも写りました↓
同じくスマホの明るさをMAXにしてご覧ください。
立ち位置を変えて、窓向きでも動画を撮ってみました。
壁に向かって撮った写真が一番分かりやすく写りました。(日差しで明るいから見えやすい?)
↓細長く伸びてる白い玉は動きが速いオーブです。ビュンッと移動してるのが分かります↓
白く光る粒のようなオーブがいくつも写りました。
そう思ったのですが、Aさんによると「その場に子どもがいる&いないは関係無い」そうです。
どうやら座敷わらしは見える人と見えない人がいるようで…
動画撮影中に渡り廊下を歩いてきたお客さんがいたのですが、なぜかAさんは「シー!」と言って、その人達が通り過ぎるのを待っていました。
「あの人達には見えない」
と話していたのがなんとも不思議でした。
Aさんは霊感があるので、座敷わらしが見える人と見えない人が分かるようです。
先ほども話したように、夫と筆者は霊感は皆無。
ましてや夫は疑り深いタイプだから、普通に考えれば座敷わらしから警戒されそうですが、ばっちり姿を現してくれたので、お客さんの性格とは関係の無い「何か」があるのかもしれません。
この謎は未だに解けないままです。
その後、Aさんに「山形県の『タガマヤ』という旅館に住んでる座敷わらしは、亀麿くんとお友達だよ」と教えてもらったり、引き続きオーブの写真を見せてもらったりしていました。
もっとゆっくり話をしたかったのですが、帰りの飛行機の時間が近づいていたのでこれ以上お話することはできず…帰宅の時間となりました。
最後 別れ際にお礼を言うと、お供え用に持ってきていたパンやお菓子を子どもにくれました。
緑風荘の中を案内してくれて、座敷わらしに会わせてくれて、すごく心がキレイで神秘的な方でした。
Aさんが車で帰って行くところを見送ると、見えなくなるまで窓から手を振ってくれました。
その瞬間、まるで過去にどこかで会ったような不思議な気持ちに。
【緑風荘の空室状況】
>>Yahoo!トラベルで緑風荘の予約状況を確認する(PR)
実は当初、緑風荘へは8月3日の14時半頃に伺う予定でした。
しかし、行程表を作る時にどうしてもスケジュールが合わず、東北旅行の最終日に伺うことになったのでした。
不思議過ぎる出会いです。
8月3日に来てたらAさんには会えなかったし、座敷わらしの亀麿くんにも会えなかったかもしれない。
神様が亀麿くんに会わせてくれたのかな…と調子の良いことを考えてました。
緑風荘で座敷わらしに会ったその後に幸運が舞い降りた話
地元に帰ってきてから、驚いたことがありました。
旅行の翌月に交通事故に遭いそうになりました。
筆者が車で優先道路を走行中、交差点に差し掛かったときに、横から一時停止の「止まれ」の道路標示を無視してバイクが突っ込んで来たのです。
相手は何を血迷ったのでしょうか…。
付近では割と交通量が多い道路ですが、地元民のあいだでは「必ず一時停止する交差点」と認識されている場所です。
まさか優先道路を目がけて飛び出してくるとは思わず、完全に私も油断していました。
相手が「一時停止を無視した」と言い切れる理由は、後ほど筆者の車のドライブレコーダーを確認したら、バイクが一時停止の線で止まらずに、左右も見ずに飛び出す様子が映っていたからです。
その瞬間 何が起きたか分からず、心臓バクバクでしばらく生きた心地がしませんでした…。
おそらくバイクの運転手も怖かったと思いますが、間一髪のところで接触は免れました。
もしあと数秒遅かったら、あの距離感なので間違いなく接触事故を起こしていたと思います。
筆者の運転する車もスピードが出ていたので、もしかしたら…最悪の事態もあり得たかもしれません…。
今思い返してもゾッとするのですが…。
そこで、ふと頭をよぎったのが緑風荘の亀麿くんのことでした。
もしかしてバイクの運転手と私のことを守ってくれたのかなと。
心配して見ててくれたのかもしれません。
これは必ず緑風荘へ伺って、お礼を言わなくてはいけないと思いました。
少し先になるかもしれませんが、また家族と共にお礼詣りにうかがおうと思います。
【緑風荘の空室状況】
>>Yahoo!トラベルで緑風荘の予約状況を確認する(PR)
番外編:【不思議】緑風荘は別の日に行く予定だった
ここからは余談なので、ページを閉じていただいても構いません。
東北旅行の最終日である2023年8月4日に緑風荘へ日帰りで出かけました。
前日に花巻温泉に泊まり、翌日に飛行機で帰宅する前に緑風荘にお伺いした次第です。
青森県→岩手県に2泊3日で宿泊。
当初、宿泊プランを練るうえで悩んでいたのが、
ということでした。
岩手県ということで宮沢賢治記念館に訪れる予定を立て、我が家の小学生の子どもは図書館で『銀河鉄道の夜』や『注文の多い料理店』の本を読んで、あらかじめ宮沢賢治ワールドに触れていました。
ほかにも中尊寺金色堂なども候補に挙がっていましたが、なにぶん「子ども達も興味を持てる場所に行きたいよね」…と話してました。
当初は小岩井農場のアスレチックで遊ぶ予定をしていましたが、「8月上旬の真夏の炎天下の中、外で遊ぶのか?」となり、旅行の計画は難航してました。
そんななか、YouTubeで岩手県の動画を観ていると、座敷わらしの宿『緑風荘』の動画が目に留まりました。
緑風荘は過去にホラー番組で何度か目にしており、非常に印象に残っている宿でした。
子供達も、フィッシャーズやはじめしゃちょーの心霊動画が好きな影響もあり、座敷わらしの宿へ立ち寄るプランは賛成!
しかし、旅行1日目は青森市で宿泊予定。
2日目に新幹線で岩手県盛岡市へ移動し、わんこそばを食べて、花巻市の宮沢賢治記念館に立ち寄って宿泊する予定でした。
もし緑風荘に訪れるなら、わんこそばの後になります。
ランチどきにわんこそばを食べて、レンタカーで二戸市まで走って行き、緑風荘の日帰り受付最終時刻14:30に間に合わせることはギリギリかほぼ不可能。
最後のさいごまで頭を悩ませました。
そして出した答えは、旅行最終日に宿泊先の花巻温泉から緑風荘へと向いていくプランでした。
もし当日に高速道路が渋滞したり、何かハプニングが起きたら緑風荘へは行けなくなります。
最後のさいごまでちゃんと訪問できるのかハラハラしてました。
当日 何事もなく緑風荘に辿りつくことができ、座敷わらしの亀麿くんに会えたのは神様のお陰ではないかと思えてなりません。
今度は守ってもらったお礼詣りをしがてら、緑風荘に宿泊させていただきたいと思います。