2023年5月18日に、元歌舞伎役者の市川段四郎さんが自宅でお亡くなりになりました。
近頃は全然見かけなくなって心配していましたが、実は病気を患って猿之助さんと同居していたそうです。
文春の報道では、ここ数年は「家族3人でひっそりと目立たないように暮らしていた」と報じられるほどで、一部では「癌で自宅療養をしていたのではないか」とも噂されていました。
そこで今回は、市川段四郎さんが患っていた病気について調べました。
市川段四郎は病気(癌)で闘病中だった?
【速報】市川猿之助さんが自宅で倒れていた件で、両親の死亡が確認されました。亡くなった父の 市川段四郎 さんは「スーパー歌舞伎」で重要な役を担い、古典でも時代物、世話物を問わず、渋味のある演技で知られました。
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市川段四郎さんは、2011年10月におこなわれた『芸術祭十月花形歌舞伎』の公演から、体調を崩して休演することが増えました。
どうやら過労気味だったようで、2013年12月の息子・市川猿之助さんの襲名披露公演で倒れて以来、舞台から遠ざかっていました。
段四郎さんが67歳の頃の話です。
”歌舞伎役者は亡くなるまで現役の役者”という考え方があるため、今まで体を酷使しながらひたすら歌舞伎の世界を走り続けてきたのかもしれません。
市川段四郎さんの最後の公演と見られるのが、2015年11月に開催されたスーパー歌舞伎Ⅱ『ワンピース』でした。
主演のルフィ役を演じる猿之助さんと共演し、段四郎さんはガープの役を演じました。
衣装もバシッとキマっていて、渋さも感じられてカッコいいですよね!
しかし、舞台に立った段四郎さんの姿を見たファンからは「痩せた」「声に覇気がない」と心配する声があがっていました。
それから本格的に役者復帰することなく、結果的に長期休養に入る形となったのです。
当時、病名などを公表せずに長期休養に入ったため、
以上のように憶測されてしまったようです。
痩せた原因が「病気、過労、加齢、ストレス」のどれなのかは分かりませんが、
2023年5月18日付の中日スポーツの記事では市川段四郎さんが病気を患っていたことが明かされています。
関係者の話では、病気で父親の体調が悪いこともあり、猿之助は数年前から両親と同居していたという。
また近頃はあまり外出もせずに、ずっと家に閉じこもっていたそうです。相当体力が落ちて心配な状況だったと思われます。
「40年以上は住んでいると思いますが、ここ最近は姿を見かけることも全くなかったので、もう住んでいないのかなと思っていました。家族3人でひっそりと目立たないように暮らしていたのでしょうね。」
引用:文春オンライン
もし癌で自宅療養をしていたのなら、末期がんだった可能性も考えられます。
市川段四郎さんの病気についても今後分かってきそうですね。
市川段四郎は現在の病状に絶望してた?
【速報】市川 猿之助さんが自宅の地下の自室で倒れていたことが分かりました。近くに遺書のような書き置きも見つかりました。
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市川段四郎さんには「癌」の噂があって在宅療養していたとなると、かなり重い病状だったことが予想されます。
筆者の身近な人が癌で亡くなったのですが、末期がんで余命3ヶ月を切った頃、医師のすすめで病院→自宅療養に切り替える話がありました。
存命期間が短い患者さんを少しでもリラックスできる環境でケアするという選択肢があるそうです。
市川段四郎さんは2015年の舞台を最後に休んでいるようなので、現在までに8年間ほど休養なさっています。
外出もできないくらい衰弱していたとすると、妻の延子さんと猿之助さんは看病に疲れ切っていた可能性も考えられそうですね。
今まで大変だった分、天国ではのんびりまったり過ごして欲しいですよね。
市川段四郎さんと妻・延子さんのご冥福を心よりお祈りいたします。