『ドラゴンボール』や『Dr.スランプ』などの世界的ヒット作品を生み出した鳥山明先生。
そんな鳥山先生には、同じ漫画家だった奥さまがいるそうです。
”みかみなちさん”という方ですが、どんな人なんでしょうか?
年齢や本名などのプロフィールはもちろんのこと、代表作なども気になりますよね。
そこで今回は、みかみなちさんについてまとめました。
【顔画像】みかみなち(漫画家)のプロフィール!年齢や本名は?
旧姓:加藤 由美
ペンネーム:みかみなち
出身地:愛知県名古屋市
年齢:69歳以上
職業:元少女漫画家
鳥山明先生と同じ 愛知県名古屋市出身のみなみなちさんは、少女漫画家として活動していました。
『花とゆめ』や『LaLa』という漫画誌で作品を発表しており、1976年に『モーニングキッスは恋の味』でデビューしました。
鳥山明先生との馴れ初めは、みかみなちさんの親戚の人が鳥山先生とたまたま同じ町内だったそうです。
話すうちに近所に同じ漫画家がいることを知り、「珍しいな」と思った鳥山先生は連絡を取って会ってみようかなと思ったのがきっかけだったとのこと。
5人くらいの漫画家さんが集まって会ったのが最初となりました。
職業柄、女性と話す機会も無かったという鳥山さんですから、この出会いが新鮮に思えたのかもしれませんね。
当時は少年漫画家は上京するケースが多かったそうですが、少女漫画家は地方で活動する方も多かったそうです。
まさに運命の出会いを果たした鳥山夫妻!
みかみなちさんは、1982年に鳥山明先生と結婚してからも3年間は漫画家として活動されていましたが、その後に家庭との両立が難しくなり漫画家を引退されています。
しかし、当時は鳥山先生よりも漫画家としてのキャリアがあったため、アシスタントとして手伝うこともあったそうです。
『ドラゴンボール』が記念すべき初連載となった、1984年11月発売の少年ジャンプ51号では巻頭カラーを含む始めの数ページの多くは みかみなちさんが描いたというエピソードがあります。
[Manga] 39年前の1984年11月20日、鳥山明の漫画『DRAGON BALL(ドラゴンボール)』が週刊少年ジャンプで連載開始。「巻頭カラーを含むはじめの数ページは時間が無く、ずいぶん奥さん(みかみなち)に描いてもらいました。彼女は以前少女漫画家で、僕よりずっとキレイな絵でした」(鳥山明・本人談)。 pic.twitter.com/fuFn9NGCfc
— IBFs (@ibfs_jp) November 20, 2023
鳥山明先生によると、
と語っていたそうです。
さらに「同じ漫画家という職業柄、理解があって助かった」と鳥山明先生がインタビューで答えていました。
鳥山明先生の45年に渡る漫画家としてのご活躍は、まさに奥さんの内助の功があってこそだったんですね。
みかみなちの死因の病名とは?
鳥山明先生の訃報を知って、みかみなちさんの現状が気になる人も多いようです。
そこで みかみなちさんの近況をネットで探ってみましたが、漫画家を引退してから表立った活動はしていないようで、安否をうかがい知ることはできませんでした。
さらにネットでは気になる言葉が。
「みかみなち」と入力すると、
「死亡、死因」と検索候補に表示されて驚きました。
こうしたキーワードが出現する理由について考えてみます。
みかみなちさんは漫画家を引退したあと、夫の鳥山明先生と共に『徹子の部屋』にテレビ出演しています。(カメラ側に立つ形で、一瞬だけ顔が映った)
あまりテレビに出ない鳥山明先生が顔出しで登場したことで話題になった放送回です。
40年前の映像にも関わらず、録画して大事に残しているファンの方がおられました。
「ドラゴンボール」連載前の鳥山明さんが「徹子の部屋」(1983年5月4日放送)に出演した際、結婚した漫画家のみかみなちさんもスタジオに来られている様子も撮影された貴重映像。 pic.twitter.com/ko1FLTIFmd
— あいひん (@BABYLONBU5TER) March 8, 2024
みかみさんのメディアへの出演は、この日が最初で最後となってます。
そしてその後は漫画誌などに作品を発表することもなくなり、近況が語られる機会もないため、「亡くなったのではないか?」と噂になったと考えられます。
また有名人の訃報のニュースでは、「家族に看取られ…」「家族が発見し…」などと家族のエピソードが出てくることがありますが、鳥山明先生の訃報ではそういった報道が見られず。
みかみなちさんは一般人のため、近況について知る術もありません。
しかし、少年ジャンプの公式サイトの鳥山明先生の訃報のお知らせにて、「家族」という言葉が出てきています。
ファン、関係者の皆さまへ
突然のご報告になりますが、漫画家・鳥山明は2024年3月1日、急性硬膜下血腫により永眠しました。68歳でした。
なお、葬儀は近親者のみにて執り行いました。
静謐を望む本人の意向により、ご弔問・ご香典・ご供物・ご献花その他はご辞退申し上げます。
家族への取材等につきましてもお控えいただけますよう、ここにお願い申し上げます。
今後のお別れの会等については未定ですので、決まり次第お知らせいたします。
何卒ご理解を賜りますようよろしくお願いいたします。引用:少年ジャンプ公式サイト
このお知らせから分かるように、鳥山明先生にはご家族がいらっしゃるとのことです。
「家族」という言葉が出てきたからと言って、奥さんがご存命かどうかは分かりませんが、鳥山明先生が孤独じゃなくて少し安心しました。
みかみなちの代表作の漫画作品は?
持ってます^_^ pic.twitter.com/6ASy94LeNs
— Sayurin Jackson (@ultranomama) March 8, 2024
みかみなちさんが現役の漫画家だった頃は、『花とゆめ』と『LaLa』という漫画誌で連載していました。
その頃に多くのファンを魅了した作品と言えば『上を下へのロックンロール』です。
さっきふと、このマンガを思い出し「今みかみなち先生、何やってんのかな」と調べたら、なんと!鳥山明先生の嫁になってました!あー誰かとこの衝撃を分かち合いたいー。 pic.twitter.com/nJ4oy9nJam
— じろまるいずみ「餃子のおんがえし」(晶文社)発売中🥟 (@jiromal) January 17, 2016
1970年代に世界的ブームを巻き起こしたロックバンド『QUEEN』や『KISS』、『BCR』(ベイ・シティ・ローラーズ)の結成について描かれたコメディ作品で、1977年12月に単行本化されました。
この単行本には『上を下へのロックンロール』を始めとする8作品が収録され、デビュー作品『モーニングキッスは恋の味』や、書き下ろし作品『華麗なるROCKの世界』なども収録した傑作集として発売されました。
コミックに収録された8作品のタイトルは次の通りです。
- 上を下へのロックンロール
- キングス・ロードに赤いバラ(QUEEN)
- 青春のハーモニー(B・C・R)
- キッスは悪魔の贈り物(KISS)
- モーニングキッスは恋の味
- ロマンチスト奇想曲
- 奢㶚都(さばと)の城の王様は…
- 華麗なるROCKの世界
ストラトキャスターの描き方がそれは素晴らしかったそうですよ!
現在も単行本を購入できるか調べてみましたが、今はやはり廃刊となっており、Amazonで中古本が11,742円で売ってました。
47年以上前の作品ともなると価格も吊り上がるものですね…。
みかみなちさんは、他にも以下のような作品を発表されています。
- 微笑の森
- 花咲け!三銃士
- 聖メフィスト混乱伝
- 恋する言葉は摩訶不思議
- 春ともなれば龍之介
- ドレ氏の受難曲
- 静かな雨静かなゆっめ
- お子様ランチ最前線
- スパルタ講座’78
- 花のお寺で珍聞奇聞
- 月夜の潮路
- 進軍ラッパ、歌った!?
- おこぜ春秋
- 銀幕天使ララバイ
- 星の曲節
- 華丸さままいる!
- 白頭巾ちゃんの愛の嵐
- 銀星団☆天をゆく!
- 学園西遊記
- エキサイトえつ子さん
- ハードで会いましょう
- きのこ採りのタンゴ
- 太極舞踏
- ネガルバージャの罠
- 鬼女
- 青春・冬ものがたり
- バック・ステップ・ガールズ
- 直人洞
当時、かわみなみ先生という漫画家さんがいらして混同されている方もいるようですが、みかみなちさんとは別人になります。