いつも蛇柱の伊黒小巴内さんの首元に巻き付いて、行動を共にしている蛇の鏑丸。
伊黒&鏑丸コンビの初登場は柱合会議のときで、鬼殺隊員でありながら、鬼の禰豆子を連れ歩く炭治郎が裁判にかけられる場面でした。
木に登ったまま炭治郎を見下ろして「信用しない 信用しない」と、不快感を示す姿は印象的でしたよね。
まさに伊黒さんと一心同体。
伊黒さんの感情とも結びついている鏑丸ですが、そもそも鏑丸ってどんなヘビなんでしょう?伊黒さんとの出会いも気になります。
そこで今回は、鏑丸についてくわしく見て行きたいと思います!
鏑丸の読み方と名前の由来は?
鏑丸は『かぶらまる』と読みます。
そもそも鏑とは”鏑矢”の略で、戦国時代の戦場で使われていたものです。
鏑矢は矢の先端付近の鏃の根元に位置するように鏑が取り付けられた矢のこと。
射放つと音響が生じることから戦場における合図として合戦開始等の通知に用いられた。
引用:Wikipedelia
合戦の始まりを知らせるときは、矢先に穴が開いている音の出る矢を使うんだそうです。
鏑矢から予想すると、鏑丸は伊黒さんのパートナーとして戦いのときに矢を射るように攻撃に加勢するイメージでしょうか。
また当時は”合戦の始まりを周りに知らせる”という役割があったことから、相手の攻撃を読み取って伊黒さんに知らせるといった活躍もしてくれそう。
鏑丸は、まさに伊黒さんの右腕的存在なのかなと思います!
鏑丸の蛇種(種類)&性別は?
鏑丸の性別はオスです。
伊黒さんは恋柱の甘露寺蜜璃と出会ったときに、あまりのかわいさに度肝を抜かれて一目惚れしましたが、鏑丸もなぜかパニックを起こし伊黒さんを噛んだそうです。かわいいエピソードですよね笑
不死川玄弥くんも刀鍛冶の里で蜜璃にマシンガントークされて無口になっていたよね笑
炭治郎も刀鍛冶の里で、話かけられて鼻血を出していました。誰から見ても蜜璃は魅力的な女の子なんですね。
そんな鏑丸の蛇種が気になったのですが、鬼滅の刃の本作やファンブック関連などを読み漁りましたが、公式では発表されていないようです。
そこで鏑丸のビジュアルから、考えられる蛇種を予想してみました。
やはりアニメでも伊黒さんはイケメンだった……😢
voiceについては沖田系でもなくイヤミ系でもなく伊黒系でした。。
マジで推しのビジュアル考えた人に感謝しかないわ#鬼滅の刃 pic.twitter.com/I1T6TnWyeI
— 紫輝 -しき- (@s_iki0706) August 31, 2019
↑アニメの画像を見ると鏑丸の体は白色で、白目部分は赤色です。
いつも伊黒さんの首に巻き付いているところを見ると、人間には害がなく、割とペット向きな蛇なのかな?と思います。
胴体の太さは細い方ではなさそうですが、かといってもの凄く太いというわけでもないです。
長さは伊黒さんの肩幅から考えてみて、1m以上はありそうですね??
これらの様子から見てみると、濃厚な蛇種は‥
アオダイショウのアルビノ
が特徴的にもぴったりくるかなと思います。
待っていた方も多いと思います。
日本の美しい蛇アオダイショウ
そのアルビノがペアできました。
神々しいです。 pic.twitter.com/la7Y2TdVln— トロピカル・ジェム工藤 (@tgem_kudo) June 15, 2018
アオダイショウのアルビノいいな~
確かどっかの天然記念物だったと思うけど…違ったか? pic.twitter.com/jBQ6FviQ— ぶちょー (@Arlecchino0518) December 24, 2012
日本でもっとも有名な白蛇で、山口県岩国市で生息しているアオダイショウのアルビノは、天然記念物に指定されている貴重なヘビです。
Wikipediaによると岩国市以外のアルビノは、自然界で繁殖した実績のあるものではないので天然記念物の扱いにはならないそうです。
アオダイショウ自体は、日本では森林や家屋に住み着いていて、地域によって色もさまざまあり、青、緑、オリーブ、黄、灰色など見られます。
人家で見られることが多いから、”人とともに暮らすヘビ”とも呼ばれているのだとか。
昼行性で人と活動時間が重なることが多く、人を恐れることはあまりないそうです。
白いアオダイショウは神の使いとしてまつられ、見た目も神々しいのが特徴だと言われています。
鬼と戦う伊黒さんに寄り添うヘビとして、ぴったりきますよね!
ちなみにアオダイショウの特徴を見ると‥
・森林や家屋に棲みついている
・性格は温和で噛みつくことは少ない
現在は、棲みかが無くなってきていることと、餌となるネズミが伝染病対策で薬で駆除されたためシロヘビの数が減っているそうですよ。鏑丸は貴重なヘビなのかもしれませんね。
鏑丸と伊黒小巴内との出会いのエピソード
伊黒さんは、蛇の姿をした女の鬼と生計をともにする一族のもとに生まれ育ちました。
その一族は女ばかり生まれる家系でしたが、ある日男性である伊黒さんが370年ぶりに生まれ、たいそう喜ばれたそうです。
そのため小さいうちから座敷牢へ入れられ、そこで長年生活してきた伊黒さんは、あるときから脱走を試みるようになります。
誰かに気付かれるのでは‥と神経をすり減らしながら、毎日 牢屋の木の格子を削り続けました。
そこへ迷い込んで来たのが鏑丸でした。伊黒さんが12歳の頃です。
伊黒さんは当時から”蛇の鏑丸だけが信用できる生き物だった”と、大事な相棒だったことを明かしています。
屋敷から脱走したときも、柱に助けられたときも、のちに再会した従姉妹に逃げ出したことを責められて心をえぐられたときも、鬼殺隊になり鬼を倒したときも‥いつも伊黒さんと鏑丸は一緒でした。
伊黒さんのほぼすべてを知っているわけですね。
どんなときも行動を共にしてきた伊黒さんと鏑丸との絆は、もしかすると親子以上のものがあるかもしれません。
鏑丸の年齢は何歳?
伊黒さんの現在の年齢は21歳で、鏑丸と出会ったのが12歳のときでした。
そうなると鏑丸の年齢は少なくとも、9歳より上の年齢だと思います。
蛇種がアオダイショウのアルビノだとしたら、10~15年生きるそうなので、もう鏑丸は立派な大人のヘビになりますかね。
鏑丸がかわいい!?
『鏑丸の名前の由来』の見出しを書いていて驚いたのは、鬼滅の刃の第194話で炭治郎と無惨の最終バトルが繰り広げられているシーンについてです。
無惨との戦いで負傷して退いていた伊黒さんが途中から再び加勢して、炭治郎に助太刀するシーンがあるのですが、そこで目が見えなくなってしまった伊黒さんの代わりに鏑丸が大活躍する場面がありました。
炭治郎が伊黒さんに”援護して戦います”と伝えますが、そのときの伊黒さんの返答を読んだら泣けてきました。
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そこでシャーッっと無惨を威嚇する鏑丸。
鏑丸は、無惨の攻撃が見えない伊黒のことを守りつつ戦いの状況を伝えて、鏑丸自身が無惨に攻撃を加えていました!
それを受けて、無惨は蛇に自分の攻撃が読まれていることにイラ立ちを見せるのです。
そもそも鏑丸の由来とされる『鏑矢』は、合戦開始などを知らせる合図に使われたものです。
無惨との戦いでも、伊黒に戦いの様子を知らせており、まさに鏑矢なのかなと思うと実に感慨深い!
鏑丸が無惨戦に参戦して、一番重要な役割を果たしてくれていますよね。
今後も伊黒さんや炭治郎とともに戦い、無惨討伐に貢献してくれることを祈りたいと思います!
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