『マッシュル』は魔法が使えないハンディキャップを、自らの筋力と身体能力で乗り超えていく主人公マッシュについて描かれた作品です。
キャラクター達の顔にあるアザ(線)は、”魔法が使える証”なのですが、マッシュは魔法が使えない設定なのに、なぜか目の下に線がありますよね。
これは、どういう意味なんでしょうか?
そこで今回は、目の下のあざに関する謎についてまとめていきたいと思います。
- 目の下のアザの意味とは何か
- マッシュは目の下にアザを付けた?
- マッシュルの登場人物で4本線・5本線のキャラはいるのか
これらについて見ていきましょう。
目次
『マッシュル』目の下のあざ(線)の意味は?マッシュはあざがないから書いた?
|◤━━━━━━━━━
神覚者候補選抜試験編
━━━━━━━━━◢|本日2/9(金)
中国放送、ミヤギテレビにて2期5話(17話)放送👊▶︎RCC:26:08~
▶︎MMT:26:44~ABEMA & dアニメストアにて先行配信中🔥
▶︎https://t.co/DpxL8v4ADf◀︎#マッシュル pic.twitter.com/s34ahENV0H— マッシュル-MASHLE-公式 (@mashle_official) February 9, 2024
『マッシュル』では、魔法界での物語が描かれています。
登場人物たちの目の下にある線は、魔法が使える印のようなものです。
マッシュが暮らす世界では、魔法が使えるのは当たり前のことで生活のなかに魔法が根付いています。
ある歴史があって以降、社会を回すために魔法が使えない者を排除する流れがありました。
魔法が使えない者は「魔法不全者」と呼ばれ、この世では不必要な存在として扱われます。
そのため世間では、あざが無い者をかくまうのは犯罪とされているのです。
あざが無い(魔法が使えない)赤ちゃんのマッシュを拾って育てたのがおじいちゃんなのですが、世間の目に触れないよう、マッシュをかくまい、せめて身体能力くらいは高めようと森の奥で筋トレをさせていました。
しかし、ある日マッシュが街にシュークリームを買いに出掛けたときに魔法警察のブラッド・コールマンに見つかってしまい、目をつけられてしまいます。
マッシュをかくまった罪として、ブラッドはおじいちゃんを打ち留めようとしますが、マッシュに撃退されるはめに。
そんなマッシュを見逃す代わりに「魔法学校に入って神覚者になる」ことを交換条件とします。
そこでもともと魔法が使えないマッシュは、魔法学校の編入試験で周りの受験生に馴染むように、目の下にアザを付けることにしました。
マッシュ・バーンデッド(Mash Burnedead)
魔力はないけど筋力のおかげで魔法学校でもなんとかやっていけているマッシュ
魔力を表す顔のアザは偽物です※強い人はアザが2本とかある
趣味は筋トレ、好物はシュークリーム、苦手なことは魔法とドアの開け閉め
◆魔法が使えないのになぜ魔法学校に?→ pic.twitter.com/hfeZauZHau
— マッシュル-MASHLE-公式 (@mashle_official) July 17, 2020
マッシュは左目の下に、ブラッドお手製のアザを付けて試験に臨むのでした。
上記の公式情報からも分かるように、マッシュの左目の下にある線は偽物です。
”目の下に線が無い者=魔法が使えない者” だと一目で分かってしまうため、マッシュは魔法が使えることをカモフラージュする目的で顔に線を付けているのです。
ちなみにアザの形は生まれや性格、魔法の系統などを表しており、人それぞれ個性が見られます。
ファンブックによると、アザが追加で発言する時は痛みがあるそうで、ゴムで顔をはじかれたような痛みがあるとのことです。
【画像】マッシュルで4本線のアザがあるキャラは?
顔のアザは、その人が持つ魔力の強さを表しているのですが、ほとんどの人間が常人の魔力の1本線が描かれています。
2本線あると”強力な魔力を持つ存在”として一目置かれ、神覚者は全員2本線以上あります。
さらに3本線となると ”神に選ばれた才能を持つ存在” として崇められます。
次の3人の人物は、3本のアザが顔に現れています。
- アダム・ジョブズ…魔法世界の創設者(初代神覚者)
- ウォール・バーグ・バイガン…イーストン魔法学校の校長
- レイン・エイムズ…神覚者
- レヴィ・ローズクォーツ…ヴァルキス魔学校の生徒
- ドミナ・ブローライブ…ヴァルキス魔学校の生徒
- セル・ウォー※…イノセント・ゼロが作った人造人間
- ランス・クラウン…イーストン魔法学校の編入試験1位合格者
- デリザスタ…イノセント・ゼロの四男
しかし、生まれたときから3本線だった者はおらず、後天的に魔力が増幅するとアザが発現します。
※セル・ウォーの3本線は偽物説あり
さらにその上をいく、顔に4本線を持つ魔法使いがいます。
それはイノセント・ゼロです。
イノセント・ゼロ
イノセント・ゼロとは、主人公マッシュ・バーンの実の父親です。
魔法界を震撼させる犯罪組織の首領として世間から恐れられている存在であり、魔力のレベルは魔法界一の超逸材でもあります。
そんなイノセント・ゼロが4本線のアザを見せたのは、ウォール・バーグとの久しぶりの再会のシーンです。
2人が対峙した瞬間。
イノセント・ゼロがフードを取っり、のっぺらぼうの顔を見せると、若かりし頃と変わり果てた姿にウォール・バーグは驚愕しました。
そんなウォール・バーグの反応を見たイノセント・ゼロは、当時を思い出させるために若き日の姿に顔を変えます。
右目の下に有刺鉄線のような形の線が2本、左目の下に2本の矢印が発現。
また通常のイノセント・ゼロは、左目の下の2本の矢印の線が付いていますが、サモンズを発動すると右目の下に2本の線が発現し、合計4本線となります。
ウォール・バーグもサモンズを使うと顔の線が2本増えて3本線となります。
神に選ばれた才能を持つ魔法使いは3本線を発現しますが、
4本線が発現したイノセント・ゼロは、自信の利益のために魔力を追求し、必要ならば他人や部下、さらには自分の息子たちさえも道具のように扱います。
こうした姿勢から見ても「最強の魔法使い」と言うよりは、「凶悪な魔法使い」としての力が強く働いているように見えますね。
マッシュルで5本線のアザがあるキャラは?
それではマッシュルの登場人物のなかで、5本線が出たキャラはいるのでしょうか?
コミック18巻で最終回を迎えましたが、顔に5本線が発現するキャラは最後まで出てきませんでした。
イノセント・ゼロの4本線が最高本数となりました。