こんにちは。あこぽんです。
史上最年少の若さで囲碁のプロ棋士になることで
現在 話題になっている仲邑菫(なかむらすみれ)さん!
今回 プロ入りを目前に、
韓国の世界女王であるチェ・ジョンさんと
記念対局を行うことになりました。
当然、チェ・ジョンさんの方が囲碁経験年数も上ですし、
階級も九段と格上なんですが、
そんなチェ・ジョンさんにもし勝てたら
さらに世界から注目が集まること間違いなしですよね!
さて、そこで今回は仲邑菫さんの対局相手の
チェ・ジョンさんについて見ていこうと思います。
・チェジョンさんのプロフィール
・出身高校などの経歴について
・過去の大会成績
・ご家族はどんな人なのか
これらについて注目していきましょう!
崔精(チェ・ジョン)さんの顔画像とプロフィール
韓国 #女流棋聖戦 決勝三番勝負第1局はチェジョン九段先勝☆彡 フィッシャー方式はスリルがあって楽しいですね(^ω^)
최정 선승, 난투 끝 값진 승리
https://t.co/3InNbQfM2y pic.twitter.com/KYOStDfwvu— 清水善郎(よしろー) (@yoshiro_kaba) 2018年11月19日
名前:崔精(최정/チェ・ジョン)
出身地:韓国忠清南道 保寧市
生年月日:1996年10月7日生れ
年齢:22歳(2019年1月現在)
階級:九段
棋風:戦闘型
チェ・ジョンさんは小学3年生のときに
アマチュア囲碁初段だった父の勧めで囲碁を始めました。
ソウル特別市にある劉昌赫九段が運営する
劉昌赫囲碁道場に通って習っていたそうです。
そして2010年5月にチュンアム中学校2年生だったときに、
14歳という年齢で韓国起源のプロに入団されました!
そしてチェ・ジョンさんは
高校へ囲碁の特待生として入学しましたが、
囲碁と学業を両立するのが難しかったので
入学から間もなくして中退してしまいます。
韓国では、囲碁の棋士が
途中で高校などをやめることは度々あることなんですって。
日本ではちょっと信じられないような気もしますね。
そして、囲碁に専念した甲斐があったのか、
2012年の第13期女流名人戦で初めて優勝を勝ち取りました!
チェ・ジョンさんは
なんとこの大会だけで5連勝するという
驚異的な強さを見せて話題になりました。
そんなチェ・ジョンさんが九段に昇格することが決まったのは、
2018年の女性国手戦で優勝したことが決め手となりました。
韓国で九段に上がった棋士は、
女性のなかではパク・ジウンさんと
趙惠連さんに続いて3人目で、
女性棋士のなかで21歳3か月で九段に上がるのは最年少!
且つ、入団から7年8か月ほどで九段に上がったのは、
史上最短の出来事で大きく注目を集めました。
チェジョンさんの大会成績を見ていくと、
韓国大会、世界大会を含めて
総優勝回数はなんと10回にも及びます!
優勝した大会は以下の通りですね↓
【国際棋戦 】
・穹窿山兵聖杯世界女子囲碁選手権 2014、2017年
・明月山杯中日韓三国四地女子囲棋争覇戦 2017年【国内棋戦 】
・女流名人戦 2012-16年
・女流棋聖戦 2013年
・プロ女流国手戦 2018年
もはや世界女王に上り詰めて、敵なしなんですね!
そんな感じで、
最強で隙がないイメージがあるチェ・ジョンさんですが、
普段は 防弾少年団のファンだそうですよ!
BTS (防弾少年団)、初の書籍『花様年華 The Notes 1』を3/5に発売 https://t.co/InvDhwWqsP pic.twitter.com/wuCKbIufZx
— Billboard JAPAN (@Billboard_JAPAN) 2019年1月22日
なんだか囲碁漬けの日々で、
あまりテレビなど見れないのかな?
と気になっていたので、安心しました^^
チェ・ジョンさんも普通の女の子なんですね~
出身高校や大学など学歴について
先ほどもお話した通り、
チェジョンさんは16歳のときに
囲碁と学業の両立が難しかったことから
高校を中退しています。
そのため通っていた高校はどこか分かりませんが、
調べていたところ、
チェジョンさんの師匠の劉昌赫九段と、
その他の先生が運営する沖岩囲碁道場と連携している高校がありました。
この道場はプロ入りを目標とした生徒が籍を置いていて、
成人班の方も含めるとおよそ160人の方が
囲碁を勉強しているそうです。
それはソウル特別市にある私立の冲岩(チュンアム)高校です。
チュンアム高校は、囲碁棋士の卒業生が多く、
世界タイトル獲得数世界1位の李昌鎬さんも卒業生なのだとか!
チェジョンさんは、
同じくソウル特別市のチュンアム中学校を
卒業されているので可能性が高そうですよね。
ちなみに ざっくりではありますが、
チュンアム中学校の場所は地図で言うと
このあたりですね↓
北朝鮮に近い場所に位置しているんですね!
また、韓国は他にも囲碁に力を入れた高校があり、
全羅南道 順天市には韓国囲碁高校という
国内初の囲碁特性高校があるそうです。
なんと私立ではなく公立高校で、
国の英才教育振興法に基づく学校なんですって!
チェジョンさんは特待生で高校に入学されたので、
こちらの学校の可能性もあるんでしょうか?
でも、やはり出身中学校がチュンアム中学校だったことを思うと、
チュンアム高校に通っていた線が濃厚だと思います。
ご両親や兄弟など家族はどんな人?
チェ・ジョンさんは
父、母、兄、本人の4人家族です。
先ほどもお話しましたが、
父 チェ・チャンヨンさんは
アマチュア囲碁初段の肩書を持っている囲碁経験者です。
小さい頃から囲碁をする姿を見ていたでしょうし、
父親の影響って大きかったんでしょうね!
そんな父の職業は、韓国水力・原子力発電所に勤めており、
チェジョンさんが囲碁を最高の環境で勉強できるようにと、
何度と引っ越しを繰り返してきたので、
勤務地を転々としながらも 娘のためを思って
頑張ってきたそうです。
そしてチェジョンさんが小学3年生のときに
ソウルに移動して、
今の師匠が運営する劉昌赫囲碁道場に通ったのが
才能開花のきっかけになったんですね!
母や兄についてはあまり情報がありませんが、
やはり父同様に、囲碁ができるのかもしれませんよね。
やはりチェ・ジョンさんが
子どものうちからプロ入りするために
家族もきっと対局の相手をしていたでしょうし、
フォロー態勢は万全だったと思われますよね。
若干20代で世界女王のタイトルを手にしたチェ・ジョンさんですが、
仲邑菫さんが新しく囲碁界に現れたので、落ち着かないでしょうね。
これから二人の戦いに注目が集まりそうです!