ジブリ映画『君たちはどう生きるか』の中で登場した、白い妖精のような『わらわら』という生き物がかわいいと話題になってますね!
下の世界でキリコに世話をしてもらいながら暮らす「わらわら」って何者なんでしょうか?
細部の設定にまでこだわる宮崎駿監督なので、名前の由来なんかも気になりますよね。
そこで今回は、以下についてまとめました。
- わらわらのかわいい画像
- わらわらの正体は何者なのか
- わらわらの意味や由来について
それでは見ていきましょう!
わらわら(ジブリ)のかわいい画像!【君たちはどう生きるか】
眞人が暮らす現実世界とは反対側の ”下の世界” には、白い妖精『わらわら』が住んでいます。
こちらの世界では、若い頃のキリコが暮らしており、海で獲った魚をさばいて周りの人に分け与えています。
下の世界の人たちは殺生ができないため、キリコは『わらわら』を始めとする、この世界の人達のために食料を調達するなどの面倒を見ているようです。
そんな『わらわら』の見た目はこんな感じ。

白くてふわふわした生き物。小さい手足がぴょこっと生えててかわいいです。
大きさは人の足元にいるくらいの背丈で、『もののけ姫』に出てきた『こだま』のように集団で行動してました。

キリコが漁で獲った大きいナマズのような魚をキッチンに運び入れると、家の中にわらわら達がうじゃうじゃ集まってきました。
まな板の上にドンッと魚を置いて解体しようとすると、わらわらが「わぁ~」と歓声を上げるシーンがかわいいです…笑

魚のお腹に包丁を入れると、キリコが眞人にもやってみるよう言います。
力いっぱい包丁を差し込んだら、はらわたがぶわっと飛び出してしまいました。
魚のはらわたは、わらわらが飛ぶときの滋養となる貴重な食糧なので粗末にしてはいけない…とキリコに注意されていましたよね。
魚をさばくところを見守るわらわら。うじゃうじゃ具合がなんとも言えないかわいさです!

↑実際の場面では真ん中にキリコと眞人が立ってましたが、うまく描けませんでした…汗
魚のはらわたを吸収して栄養をつけるわらわら。
トイレに行くために外に出た眞人は幻想的な光景を目の当たりにします。
夜空を見上げると、わらわら達がプク~ッと膨らんで空を飛んでいく様子が目に入りました。
次々に地面からジャンプして、プカプカと浮かんでいくのがまるで風船みたいでかわいいのです!


キリコによるとわらわらは熟すと空を飛ぶとのこと。
近頃はずっと飛べなかったようで、うれしそうに空を飛んでいきました。
その光景がこちら!

ちょっと記憶が曖昧なのですが、たしか『わらわら』は二重らせん状に飛んでいたと思います。
空へと昇っていき、わらわらは眞人たちが暮らす上の世界で人間として生まれると言うのです。
キリコは感慨深げに「お腹いっぱい食べさせてあげられて良かった」と話してました。
しかし、次の瞬間にわらわらの一部は飛んできたペリカンに食べられてしまうのです。

海にはペリカンのエサとなる魚が少ないので、わらわらが食べられているようでした。
そこで「ヒミ様」と呼ばれる女性に助けられて、残りのわらわらは無事に上の世界に飛んで行きました。
ヒミ様が放った火の矢のせいで、ペリカンと一緒に燃えてしまったわらわらもいたのが気になりましたが、その子たちは赤ちゃんになる前に亡くなってしまうのかもしれません。
わらわらの正体は何者?人間の魂?

下の世界で暮らす『わらわら』は、人間の赤ちゃんとして生まれる生き物です。
人間になる前の段階の状態。
つまり人間の魂のようなものだと解釈できそうです。
そもそも『わらわら』は、「下の世界」と呼ばれる異世界で暮らす生き物です。
この世界はすでに亡くなってる人が多く住み、「あの世」や「地獄」に近い世界だとキリコが言ってました。
- 上の世界…眞人たちが暮らす現実の世界
- 下の世界…”あの世”や”地獄”に近い異世界
つまり下の世界は死者の魂を浄化する場所とも考えられそう。
殺生が許されない下の世界で、わらわらはキリコの力を借りながら魂を浄化させ、人間として生まれるための準備をしているのではないでしょうか。
魚のはらわたを食べ、魂の回復に必要な栄養を付けて人間になっていくようです。
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『わらわら』は『こだま』に似てる?
わらわらが映画に登場したとき、もののけ姫の『こだま』に見えました。

こだまは森に住んでいる木の精霊です。
『もののけ姫』が放映されるたびにつぶやいている気がしますが、この映画で僕が大いに気に入っているのが「こだまが自然に佇む時、無表情である」という点です。キャンプや登山や釣りをする人なら分かると思いますが、人は自然の中で過ごしている時、基本無表情です。 https://t.co/A8yW7w39oY pic.twitter.com/xAwh8M9DiT
— 区役所の人@ 公務員 (@KUYAKUSHONOHITO) July 16, 2023
こだまは平和な森にしか住んでおらず、木の上や木陰など森のそこらじゅうにいます。
作中ではケガ人を運ぶアシタカを道案内したりと、現実世界で人間と共存してましたよね。
宮崎駿監督のインタビューによると、こだまは耳が生えて後々トトロに進化する裏設定があるそうです。


つまり、こだまは生き物の魂とも言えそうですよね?
- こだま=トトロの魂
- わらわら=人間の魂
『こだま』と『わらわら』はビジュアルも似てますが、”生き物の魂”という設定も似ているのかもしれません。
『わらわら』の意味は方言が由来?
うじゃうじゃと集まっている姿がたまらなくかわいい『わらわら』ですが、何か名前に由来はあるんでしょうか?
そもそも「わらわら」とは、多くの人や生き物が群れて集まったり、群衆がバラバラと散っていく様子を意味する言葉です。
「わらわら集まる」と言うのは、群れて集まる様子を意味しているんですね。

ちなみに「わらわら」についてさらに調べると、山形県に同じ言葉の方言を見つけました。
村山弁というそうですが、山形の「わらわら」には「急いで」という意味があるそうです。

映画『君たちはどう生きるか』を見る限りだと、「わらわら」のキャラクターは単純に「わらわら集まる」が由来になっている気もしますね。
余談ですが、宮崎駿監督が三鷹の森ジブリ美術館にあるカフェのテイクアウトコーナーの看板のアイデアを出すときに「わらわら」の名前を口ずさんでいたことが話題になってます。
映画公開日から2年半以上も前のことなので、すでにキャラクターの名前は決まっていたと思いますが、こんな場所でチラ見せしてたんですね。

まとめ
- 下の世界で暮らす『わらわら』は、上の世界で人間として生まれるためにキリコの力を借りて、魂を浄化させているのではないかと考えられる。
- 『わらわら』は、多くの人や生き物が群れて集まるという意味が名前の由来となっている可能性がある。
- 『わらわら』の正体は、人間の魂だと言えそう。