すずめの戸締りの椅子が3本足の理由はなぜ?1本欠けたのは津波の影響?

すずめの戸締りの椅子が3本足

『すずめの戸締り』で、すずめの部屋に大事そうに置かれている黄色の子ども椅子ですが、初登場の時から なぜか脚が一本足らなくて三本足の状態になってます。

戸締りで負傷した草太が椅子に座ったときのシーンで違和感を覚えたんですよね。

通常であれば、三本足の椅子だとグラつきそうなものですけど、しっかりと自立してる様子でした。

 

そもそもすずめの椅子はなぜ足が三本しかないのでしょうか?詳しい説明がなかったので気になりました。

そこで今回は、黄色の子ども椅子の謎について調べてみました。

 

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『すずめの戸締り』黄色い椅子は母からの誕生日プレゼント

黄色い子どもの椅子は、主人公の岩戸鈴芽(すずめ)の母親・椿芽(つばめ)が作った椅子です。

料理や工作が得意なお母さんが、鈴芽の4歳の誕生日プレゼントに、木槌を使ってイチからお手製で作り上げた思い入れのある椅子なのです。

映画では黄色のペンキを塗っていましたが、原作小説ではお母さんがペンキの缶を並べて、ピンク・青・黄色の中から好きな色を選ばせてくれました。

くまきちくん
すずめは庭を飛んでいた蝶々の色がかわいくて黄色を選んだよね。

 

椅子が完成してプレゼントされると、すずめが「この子のお顔って、ここ?」と尋ねるので、お母さんは背板に瞳をイメージした2ヶ所の穴を彫って仕上げてくれました。

お顔のある椅子を作ってもらったすずめは嬉しかったようで、「一生大事にするからね」とお母さんに抱きついて喜んでいました。

お母さんとの思い出が詰まった大切な椅子だから、今も自分の部屋の見える場所に置いてるんですね。

お母さんが亡くなってからは、母・椿芽の形見の椅子として、すずめの部屋の隅に置かれていました。

 

『すずめの戸締り』黄色い椅子が3本足の理由はなぜ?

すずめの椅子の脚が3本しかない理由は、すずめ幼い頃に椅子を失くして、見つけた時には脚が一本欠けていたから詳しいことが分からない。 というのが答えです。

 

鈴芽の部屋に置かれている黄色い椅子が映画で初めてうつった時には、すでに脚が1本欠けて3本脚になっていました。

上のTwitter画像を見ても分かる通り、左の前脚が取れているんですよね。

 

椅子の脚が3本しかない話は、すずめたちがダイジンを追いかけて神戸まで行こうとするシーンで出てきます。

すずめによると、幼い頃の話なので記憶が曖昧なようで、保育園くらいの頃に黄色い椅子を失くしたことがありました。

あちこち探し歩いたら無事に椅子は見つかったのですが「見つけた時には椅子の脚が1本欠けていた。」と草太に話してました。

これには深い理由がありそうですが、作中では鈴芽が椅子の話を草太にしてるところでヒッチハイクの車が停まってくれたので話が中断してしまい、それ以上詳しいことが分かりませんでした。

 

ではなぜ椅子の脚が3本しかないのか考察してみました。

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『すずめの戸締り』椅子の脚が1本欠けているのは津波の影響?

東日本大震災で鈴芽の家が被災したから?

すずめは「保育園くらいの時にこの椅子を失くしちゃったことがあって…。」と草太に話していましたが、本当は津波に流されてしまったという説です。

 

岩戸鈴芽は、幼い頃に東日本大震災で被災しました。

その日 看護士として働く母は仕事に出掛けており、そのまま勤め先の病院で津波の被害に遭って、すずめとは離ればなれになってしまったのです。

パン子さん
冒頭で泣きながらお母さんを探すシーンがあったよね…。

お母さんはそのまま亡くなってしまい、孤児となったすずめを叔母の環(たまき)が引き取ることになりました。

 

幼いすずめは大地震と大津波が押し寄せてきたショックで、当時のことをはっきり覚えていないのではないかと思いました。

保育園に通っているような年頃の子どもにとっても、震災は壮絶過ぎる体験だったはずです。

すずめは椅子を失くしてしまった。と話していましたが、本当は津波に流されてしまったのではないでしょうか?

大好きなお母さんに作ってもらった椅子が見当たらないので、お母さんを探しながらも必死に椅子のことも探していたのかもしれないです。

  • 鈴芽が幼少期に東日本大震災で被災してしまい、ショックを受けた影響で当時の記憶が曖昧。(本当は椅子を失くしたのではなく、津波で流されてしまったのでは?)
  • 椅子が津波の濁流に飲まれたことで、脚が取れてしまったのではないか?

人間はショックな出来事が起きて強いストレスを受けると、その記憶を脳内から消し去ろうとする性質があるそうです。

椅子の脚が3本しかないのは、東日本大震災で母親を失ったすずめの気持ちが現れている描写なのかもしれませんね。

 

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椅子に魂がこもって冒険した!?

黄色い椅子は、もともと工作が得意なお母さんが鈴芽の誕生日プレゼントに作ったもので、お母さんとの思い出がつまった大切な椅子でした。

『すずめといす』の絵本でも描かれていたように、鈴芽はいつも黄色い椅子と行動を共にするくらい仲良くしてました。

一緒にお絵描きしたり、夢の中で料理を作ったり、ご飯を食べたりした仲です。

くまきちくん
疲れたお母さんにおにぎりを作ってあげてたよね。

 

鈴芽が椅子を大事に扱ったことで、人の気持ちがこもりやすい椅子だった可能性もありそうです。

くまきちくん
草太もダイジンから椅子にされてたしね。

 

先ほども説明したように、鈴芽が「幼い頃に椅子を失くしてしまい、見つけた時には脚が一本欠けちゃってた…」と椅子の脚が欠けている経緯を話すと、草太が「それって…」と何か言いたそうに返答するシーンがありました。

結局詳しく語られることはありませんでしたが。

草太は先祖代々、災いをもたらす扉を閉める「閉じ師」の家系で生まれ育っています。

もしかしたら椅子に変身させられた草太のように、人の心が宿って動き出したパターンを他にも知っていたのかもしれません。

過去にも椅子がどこかを冒険したことがあって、草太はそれをすずめに伝えようとした。なんて事もあるかもしれないですね。

まとめ

黄色の子ども椅子は、すずめのお母さんが4歳の誕生日に作ってくれた大切な椅子。

「保育園の頃に椅子を失くして、見つけた時には脚が1本なかった」と、すずめは話しているが、本当は失くしたのではなく東日本大震災の津波で流された可能性が高い。(すずめは被災したショックで、当時の記憶が薄れている可能性がある)

椅子が津波に流された影響で、脚が1本取れてしまった。(椅子が冒険した可能性も?)

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