こんにちは。あこぽんです。
いよいよ7月に入り、夏本番となりました!
夏休みも目前に迫りましたね。
この夏休みに
ご家族や友人と旅行を計画している方も
多くいらっしゃるのではないでしょうか。
そんななか、ANA(全日本空輸)が
2018年7月6日(金)~12日(木)までの7日間で
国内線の113便を欠航することを発表しました。
急な発表で驚かれた方も多くいらっしゃるはずです。
これだけの便数の飛行機を欠航する理由って
一体何なのでしょう?
これから飛行機を利用する予定の方は
心配ですよね。
そこで今回は‥
・ANAが飛行機を欠航する理由について
・いつまで欠航するのか
・欠航期間中の振り替えや補償について
これらについてまとめていこうと思います。
それでは見て行きましょう!
目次
ANA(全日空)がボーイング787型機の飛行機を欠航する原因は、エンジントラブル?
今回、ボーイング787型機のエンジンの設計上に問題が判明し、
国交省からANAに点検を強化するよう通達が出されました。
その点検対象となったエンジンとは、
イギリスのロールスロイス社製のエンジンです。
日本では、全日空のボーイング787で使用され、
他の国でも、
・アメリカのヴァージン・アトランティック航空
・イギリスのブリティッシュ・エアウェイズ
・ニュージーランド航空など‥
世界的に大手の航空会社で、このエンジンは使用されています。
今回の件により各国で一斉に点検を行っているため、
世界的に部品不足の状態に陥っています。
全日空においては、
国土交通省の通達によって
点検対象のエンジンが66台→136台に増加しました。
これによって運航可能な機体が不足し、7日間の欠航が決まることに。
今回のエンジン点検により、
日本ではおよそ2万1千人に影響が出ると言われています。
欠航する便はどれ?いつまで欠航するの?再開日はいつ?
エンジン点検により欠航する主な路線は、以下の通りです。
◆東京-北海道間 2便
◆東京-秋田間 8便
◆東京-小松間 4便
◆東京-大阪間 36便
◆東京-広島間 14便
◆東京-松山間 11便
◆東京-福岡間 32便
◆東京-長崎間 2便
◆東京-岡山間 4便
合計113便
欠航便の詳細についてはANA国内線の欠航等についてでご確認下さい。
各地では、すでに夏祭りシーズンを迎えている
地域もあり、今後の客足の影響が懸念されていますね。
飛行機の欠航期間は
2018年7月6日~12日の7日間
で欠航することで決まりました。
現状では7日間の欠航予定ですが、
気になるのが、
夏休みまで点検が延びてしまったり
しないのか?ということですよね。
現時点でANAによると、
7月13⽇(⾦)以降につきましては、現在精査中です。確定次第、お知らせいたします。
と発表しており、
13日以降の欠航情報については未定となっています。
点検する部分が判明しているので、
夏休みが始まる7月20日頃には
間に合うのではないかとも言われている一方、
部品交換が発生した場合は、
13日以降も欠航の便が出る可能性もある。
という見方もあるようなので、
今後の発表を見守るしかなさそうですね。
しっかり点検を行って欲しいのはもちろんですが、
夏休みで旅行や帰省を計画されている方も
いらっしゃると思うので、
飛行機の点検が間に合うことを願うばかりですね。
欠航期間中の振り替えや補償はどうなる?
ANAの公式サイトによると、
この期間中にANAの飛行機に搭乗予定だった方には、
ANAや旅行会社から電話やメールなどで、
振替便の案内があるとのことです。
対象便に関する問い合わせは、
以下の電話番号から行うことができます。
ANA国内線予約・案内センター
0570-029-222
2018年7月17日(火)追記
今回の点検整備により、
一部の国内線が7月13日以降も引き続き
欠航することとなりました。
現在、ANAの公式サイトにて
8月31日までの欠航便の詳細が公表されています。
払い戻しや変更についての
連絡先や詳細についてはこちらよりご確認下さい。
まとめ
今回のボーイング787のエンジン点検は
ただちに飛行に重大な影響が出るものではなく、
念のためのチェックで
必要以上に怖がらなくても良いとのことですが、
これを機にしっかり点検を行って欲しい思います。