2019年10月22日(火)に
天皇陛下が即位を宣言する儀式、
即位礼正殿の儀が無事に執り行われました。
世界各国から190以上の国の外国賓客が訪れ、
参列者は国内外合わせて1999人にのぼったそうです。
全世界の要人がお祝いのために来日し、
一堂に会するというのは実に華やかなことですよね!
即位礼正殿の儀とともに雨がやみ、
皇居上に虹がかかった瞬間の映像には感動しました。
さて、そんな厳かな即位礼正殿の儀の様子が話題ですが、
ふっと気になったのが、
今回、来日した外国要人は都内のどこのホテルに宿泊されたのでしょうか?
そこで今回は、即位礼正殿の儀に参列した
外国要人が宿泊したホテルについてまとめてみました。
目次
即位礼正殿の儀に参加の国賓が宿泊するホテルについて
「国民の幸せと世界の平和を常に願う」 天皇陛下、即位を宣明されるhttps://t.co/mn9TYe8MRo
天皇陛下は「国民の幸せと世界の平和を常に願い、国民に寄り添いながら、憲法にのっとり、日本国及び日本国民統合の象徴としてのつとめを果たすことを誓います」と宣明されました
— 産経ニュース (@Sankei_news) 2019年10月22日
即位礼正殿の儀に多くの国から
国賓の参加が発表され、続々と来日しています。
即位礼正殿の儀に参列する各国首脳の宿泊先は、
警備上はっきりと発表はされていません。
宿泊先ホテルや晩餐会で
利用が決定しているのはこの2つのホテルです。
- 帝国ホテル ”10月22日23日のホテル予約受け付けが不可”となっています。
- ホテルニューオータニ 内閣総理大臣夫妻主催晩餐会開催が決定しています。
ホテルには格式の上下があり、
各国の要人をどう割り振るかはとてもデリケートな問題です。
随行員の数や、
同じホテルを割り当てた場合の国同士の相性や、
それぞれの国がひいきにしている
決まったホテルなど、
計算に入れるべき要素が非常に多いと
宿舎の確保の担当者は頭を悩ませていたそうです。
さらに大きな問題はスイートルームの確保だそうで、
割り当ては1フロアに1国が大原則のため、
同じフロアに複数のスイートが並ぶ構造のホテルなら
1国しか使えないということになります。
宿泊先を割り振るのは、実は大変な作業なんですね。
そこで上記のことを踏まえ、
さらに今までに各国要人が宿泊してきたホテルや、
警視庁の交通規制の掛かっているエリアと照らし合わせ、
各国首脳や国賓の宿泊先ホテルをピックアップしてみました。
赤坂迎賓館(迎賓館赤坂離宮)
#NationalTreasure #AkasakaPalace is a Western Palace built in Meiji Period.
Where #TheEmperorEmeritus used to live.
You can visit the Palace when we don’t have any honored guests from other countries.
We offer the information about the building, the attractive garden. pic.twitter.com/LhaqMVyXpB— 迎賓館赤坂離宮 Akasaka Palace (@cao_Geihinkan) 2019年5月27日
赤坂迎賓館はそもそも国賓を迎えることが目的なので、
即位礼正殿の儀の招待国のうち
数多くの国賓が宿泊することとなります。
晩餐会や各国トップとの首脳会談も
赤坂迎賓館で行われることが多く見られ、
過去にはクリントン大統領も宿泊しています。
赤坂迎賓館のTwitterを見てみたところ、
即位礼正殿の儀の前後の期間は、
休館することが発表されています。
【#休館日 #迎賓館赤坂離宮 #迎賓館】 10/16から10/28まで #接遇等 により #休館 いたします。ご参観をご予定されていました皆様には大変申し訳ございません。#AkasakaPalace
HP: https://t.co/pCKEUUYcyB pic.twitter.com/kaJPkF3Zes— 迎賓館赤坂離宮 Akasaka Palace (@cao_Geihinkan) 2019年10月17日
10月16日~28日までは接遇により、
休館することとなっています。
帝国ホテル
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赤坂迎賓館と同じく、
昔から海外からの要人を迎えています。
そして今回も宿泊先ホテルとの発表がされています。
平成の即位礼正殿の儀では
帝国ホテルは37か国の賓客を受け入れた実績があるため、
経験豊富なスタッフも多く、
政界関係者からも安心感の高いホテルなのではないでしょうか。
今回も要人来日前におもてなしの入念なリハーサルが行われたそうです。
過去にトランプ大統領や
エリザベス女王陛下も宿泊されていて、
来日の際は必ず帝国ホテルに宿泊する外国要人もいるそうです。
安心感の高さは、随一だと言えるかもしれませんね。
パレスホテル東京
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皇居に一番近いホテルです。
当日や周辺日は交通規制が実施されています。
以前にトランプ大統領が宿泊をしていて、
今回も国賓が宿泊することが想定されます。
The Okura Tokyo(ホテルオークラ東京)
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2019年9月に改装工事が終了し、
新たにThe Okura Tokyoとしてニューオープンしました。
これまでに数多くの国賓を迎えて来た実績があり、
アメリカ大使館のすぐ近くということから
オバマ大統領など歴代アメリカ大統領が宿泊しています。
チャールズ皇太子とダイアナ元妃が宿泊されたのも
ホテルオークラです。
今回は、館内が大幅にリニューアルされたということで、
どなたが宿泊されているのか注目度は高いですね。
他に利用されるホテルについて
さらに即位礼正殿の儀のように
一度に大勢の招待国の国賓が来日するような場合には、
皇居周辺の4つ星もしくは5つ星のホテルも宿泊先の候補になると思われます。
以下のホテルが宿泊先候補として有力です。
- ウェスティンホテル東京
- シェラトン都ホテル
- ヒルトン東京
- ペニンシュラ東京
- リッツカールトン
- リーガロイヤルホテル東京
実際にはどこのホテルに宿泊するかはわかりませんが、
どこもものすごい警備体制になっていることは間違いないでしょう。