※追記:義勇兵を募っている件について、林芳正外相は「外務省はウクライナ全土に退避勧告を発しており、目的のいかんを問わず渡航をやめていただきたい」と、参加しないよう呼び掛けています。
以下の記事は、在日ウクライナ大使館が義勇兵を募集していた時の情報です。
現在は義勇兵の募集ツイートは削除されていますので、ご承知おき下さい。
ロシアの侵攻により、ウクライナ政権は世界に協力を求めて外国人部隊の創設を発表しました。
つきましては、日本でも義勇兵を募集することになり、すでに70名の方が名乗りを挙げていることが分かりました。
一体どのような方が義勇兵に応募できるんでしょうか?
SNSでは「射撃の経験があるけど応募できるの?」だったり、「格闘技の大会で賞を取っているけど応募していいの?」といった声もありました。
年齢や体格だったり、経歴などの詳細な募集要項があるのか気になりますね。
そこで今回は、ウクライナの義勇兵への応募条件や期間などをまとめていきたいと思います。
- ウクライナの義勇兵の募集要項、条件
- ウクライナの義勇兵の給料はいくらなのか
- 義勇兵への応募方法と出兵期間について
これらに注目してみました。
ウクライナの義勇兵(外国人部隊・日本人)の募集条件・募集要項は?
ゼレンスキー大統領は27日、ボランティアとしてウクライナ兵と共にロシア軍に対して戦いたい格国の方々へ、新しく設置されるウクライナ領土防衛部隊外国人軍団への動員を呼びかけた。お問い合わせは在日ウクライナ大使館まで。 pic.twitter.com/y1HePfsxOz
— 在日ウクライナ大使館 (@UKRinJPN) February 27, 2022
すでに日本では70名の方が義勇兵に志願されているようですが、ウクライナ語が堪能であるなどの語学力の条件はあるんでしょうか?
身長や年齢、経歴などの詳細な応募条件があるのかも気になります。
現時点で確認できているウクライナの義勇兵の応募条件は以下です。
ウクライナ領土防衛部隊外国人軍団への動員の呼びかけに際し、日本の皆様から多くのお問い合わせをいただき、誠にありがとうございます。候補に対する大事な条件の一つは、自衛隊経験など、専門的な訓練の経験です。ご了承をお願い致します。
— 在日ウクライナ大使館 (@UKRinJPN) February 28, 2022
- 自衛隊の経験があること
- 軍事訓練を受けていること
- 犯罪歴がないこと
- 裁判中ではないこと
最初の段階では、ウクライナ語が必須というわけではなさそうですが、自衛隊の経験があることもしくは、専門的な訓練を受けていることが絶対条件のようです。
戦闘技能を備えていることが第一条件とのことです。
もちろん心身ともに健康であることも必須だと思われます。
現在、義勇兵に志願している70名のうち、元自衛隊員が50名とのことです。
一般の方でも「協力したい」と名乗りを挙げている方は大勢いますが、”自衛隊の経験”や”専門的な訓練の経験”という条件が通過できない方がほとんどのようです。
また条件は満たすものの、家族を養っているから参加できないといった方もおられました。
何か役に立ちたいけど、現実的に参加できない方が大多数です。
素晴らしい志も命あってこそなので、リスクをどう捉えるかは真剣に考えるべきですね。
さらに調べを進めたところ、在日ウクライナ大使館に問い合わせた方がいました。
外国人義勇兵に関して在日ウクライナ大使館に電話してみた
・自衛隊の経験があるなら語学能力は不問
・通訳などは用意する
・ただし、ウクライナまでの旅券を給付する余裕が無いのでポーランドまでは自力で行ってくれ
・ボランティアなので給与などは発生しない日本語しか喋れなくてもOKらしい
— ワラサ (@gTqYiNHpbjIZoX7) February 28, 2022
義勇兵に応募する条件として、自衛隊の経験があれば通訳が付くので、ウクライナ語や英語などを話せなくても大丈夫だそうです。
ただし、ウクライナの隣国であるポーランドまでは自分で行く必要があるとのこと。
ポーランドへ到着後はウクライナ大使館に行って、そこで手続きをしてもらえるそうです。
現在ポーランドには、戦火を逃れたウクライナ人が41万人ほど避難しています。
ウクライナとポーランドの位置関係を確認してみると…
日本からポーランドの首都ワルシャワまでのフライト時間は11時間ほどで、航空券は東京から片道で77,000円~でした。
調べればしらべるほど、気が遠くなってしまいました…。
2022年は江原啓之さんが”亀裂が生じる”と予言してました。当たってしまいましたね…。
詳しくはこちらでまとめています。
江原啓之の2022年の予言内容の”亀裂”とはどんな年?地震はどうなる?
ウクライナの義勇兵の給料はいくら?
在日ウクライナ大使館のTwitterでは、”ボランティア”として募集していますが、実際に出兵することになった場合は給料は発生するんでしょうか?
そもそも『義勇兵』とは、金銭的な見返りを求めずに自発的に戦闘に参加する戦闘員のことを言います。
やはり言葉の意味からしても、ボランティアで戦うことなのです。
毎日新聞によると、今回のウクライナの義勇兵の給料については…
ウクライナ側は従軍させる場合には報酬を支払うことを視野に入れるが、ツイッターでは「ボランティア」として募集。
現在のウクライナの危険情報は最高度の退避勧告のレベル4とあって、大変危険な状況です。
現実に出兵となるかは分かりませんが、高いリスクが伴うため、報酬の支払いが視野に入れられているんですね。
しかし、先ほどの在日ウクライナ大使館に問い合わせた方のツイートによると、ボランティアなので給料は発生しないと断言されているので、給料は発生しないと思われます。
外国人義勇兵に関して在日ウクライナ大使館に電話してみた
・自衛隊の経験があるなら語学能力は不問
・通訳などは用意する
・ただし、ウクライナまでの旅券を給付する余裕が無いのでポーランドまでは自力で行ってくれ
・ボランティアなので給与などは発生しない日本語しか喋れなくてもOKらしい
— ワラサ (@gTqYiNHpbjIZoX7) February 28, 2022
ウクライナの義勇兵の応募方法と日本人の参加期間はどれくらい?
現地で携わる業務や期間などを調べるために、在日ウクライナ大使館の公式サイトにアクセスしましたがアクセス過多でつながらず、詳細な情報は分からない状況です。
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本来なら電話で問い合わせてみるところですが、国内から問い合わせが殺到しているなかで手間を取らせるのはどうなのか…と思い、連絡できずにいます。
魚拓にも義勇兵に関する情報は見られませんでしたし、報道でもこれ以降の最新情報は出ていない状況です。
ちなみにウクライナの義勇兵に応募する場合は、在日ウクライナ大使館に電話で連絡することになるそうです。
在日ウクライナ大使館
所在地:東京都港区西麻布3丁目5−31
営業時間:水、木、金曜日の9:00~17:45
大変混雑していると思いますので、ネットである程度の情報収集をしてから、どうしても必要な方だけ電話された方が良さそうです。
ご注意いただきたいのが、個人的にウクライナに渡航するのは絶対やめるよう林芳正外相が警告を促しています。
もし何か力になりたいとお考えの方は、ウクライナ大使館では寄付金を募っているので、振り込みで支援するのも一つの方法です。
ウクライナを応援したい方々用に、寄付金を送金できる銀口口座の詳細を更新いたします。以下になります。
三菱UFJ 銀行
広尾支店 047
普通
口座番号0972597
エンバシーオブウクライナご応援、どうもありがとうございます。
— 在日ウクライナ大使館 (@UKRinJPN) February 25, 2022
3月1日時点で、すでに日本だけで20億円の寄付金が集まっているとのことです。