おおかみこどもの雨と雪のその後は草平と結婚した?漫画のネタバレを解説!

おおかみこどもの雨と雪のその後

《本記事はプロモーションが含まれています。》

『おおかみこどもの雨と雪』のクライマックスで、雪と雨はそれぞれ違う道を進みます。

雪は中学校に通うために自宅を離れて寮生活がスタートし、雨は先生(キツネ)の代わりを担うために山の中で暮らす道を選びました。

映画では、中学生になった雪からの手紙を読むシーンで終了。

その後、家族は一体どうなったんでしょうか?

 

そこで今回は、漫画版の方で描かれている”その後”に注目して、あらすじや考察をまとめていきたいと思います。

  • 物語のその後はどうなったか
  • 漫画のネタバレ

これらについて書いていきます!

 

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【漫画のネタバレ】『おおかみこどもの雨と雪』のその後はどうなった?

『おおかみこどもの雨と雪』において、雪と雨はそれぞれが決めた道に進みましたが、その後については、小説版にも漫画版においても描かれていません。

そのため、花と雪と雨のその後については、作品を観た人の想像にお任せということになりますね。

 

しかし、漫画版『おおかみこどもの雨と雪』においては、雪の中学校生活が4ページに渡り描かれています。

 

【雪のその後】雪と草平は結婚したの?

田舎暮らしをしていた雪は、家の近くには中学校がないため、寮に入って中学校生活を送ってます。

友達と寮生活を送るということは、オオカミの自分は内緒にして、今後も人間として生きていくと決意したのだと思います。

 

中学校では小学生のときに仲良しだった、信乃ちゃんや草平の姿もありました。

「雪!!次の時間 理科実験室だって 行こうぜ!」

草平は相変わらず、雪のことを気にしてくれてます。

小学生のときに途中で引っ越してきた草平は、母が再婚して新しい父ができて「弟が生まれたら自分はいらないんだ」と やさぐれていましたが、横道に逸れることなく、元気に中学校に通っているんですね。

くまきちくん
「家出してボクサーかレスラーにでもなって、一匹狼で生きてく」って言ってたもんね。

 

そんな順風満帆な学生生活を送ってる雪は、母へ手紙を書きました。

中学校生活の様子がうつった写真も添えられました。

お母さんへ

~~~~~~~~~~~

ときどき、うちのボロの縁側で見える夕焼けや、お母さんのご飯や、いろいろなことがすごく昔のことのように思えてちょっとさびしくなります。

まだ半年もたたないのにね。

もうすぐ夏休み。しのちゃんは毎日、まだかなぁといいます。

今度帰ったら、よく遊んだ川へ一緒に行きましょう。

お弁当をもって。

韮崎のおじいちゃんやおばあちゃん、皆にどうぞよろしく。

体に気を付けてお元気でいて下さい。

雪より

♥追伸♥4cmも背が伸びたよ!制服のサイズももうすぐぴったりでうれしいです。

入学前に制服が大きすぎるのを気にしていた雪が、入学後わずか数ヶ月ほどで4cmも身長が伸びたんですね。

漫画では、どんどん大人の階段をのぼる雪の姿が描かれていました。

 

雪が”おおかみ人間”であることを唯一知っている草平ですが、雪の正体を知っても怖がることなく、ずっと彼女に寄り添っています。

花が狼男の彼を受け入れたように、草平もどんな姿であれ雪のことが好きなのが伝わってきますね。

気の置けない間柄となった2人なので、”大人になってから結婚した”という展開もあり得るかもしれません。

 

人間志向の強い雪なので、将来は親離れして都会でOLをしてる姿も想像できますね。

くまきちくん
若いのにしっかりしてるから、キャリアウーマンになってそう。

お酒を覚えて酔ったら、手品風にオオカミ化して周りを驚かせたりしそうですよね。笑

雪の正体を知る草平をヒヤヒヤさせながら、都会に馴染んで暮らしてたりするかもしれません。

 

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【花のその後】ひとり暮らししてる?

花は山の家に残り、一人で暮らしてます。

映画では、夫が好きだった焼き鳥をやいて、免許証の遺影に供えていました。

その次の瞬間に風が吹き、山からオオカミの遠吠えが聞こえて、それに耳を澄ます花。

彼の写真を見て、うふふと微笑んで、映画は終了。

 

漫画では後日談として、花が雪からの手紙を読む場面が登場します。

庭に桃が置かれているのを見つけ、花はまるで雨の存在を感じ取るように、山を眺めます。

きっと雨が母に差し入れを届けに来てくれたんですよね。

 

いつでも雨が家に戻って来れるように、また雪の学生生活が終わったら家に帰ってこれるように、花はこのままずっとのんびり田舎暮らしをしていくのかなと思います。

 

自然観察員のアシスタントとして働く花なので、きっと雨の暮らす森の自然保護を生涯の仕事としていくんでしょうね。

あの山では人間は花が守って、動物は雨が守るので、母子共通の職場みたいな場所になるでしょう。

花が仕事のときに偶然に雨と出会ったりして、会いたいときは「ここ」という場所を見つけていくのかなとも思います。

 

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【雨のその後】オオカミとして暮らす

子どもの頃に物静かだった雨が”オオカミ”として生きる道を選んだことには、正直言って驚きました。

キツネの先生に自然の楽しさを教えてもらって、本能的に自然の虜になった雨は、今後も山の中でオオカミとして暮らしていくだと思います。

亡くなった先生の代わりに、雨が山の主となって、野生で生きる姿が想像できますよね。

 

しかし親密に近所付き合いがある田舎で、不登校気味の雨が自宅からいなくなったと知れ渡れば、村では騒ぎになりそうです。

雨がいない理由をどうやって説明したのか気になりますね…。

周囲には「豪雨のなか、山に入って行方不明になった」と話し、村人達は大捜しした。

…というのが予想できる展開なのかなと思います。

 

でも雨はたまにふらっと家に立ち寄っているようで、オオカミになりながらも、母を大切に思う気持ちに変わりはないようで安心しますよね。

 

まとめ

おおかみこどもと花のその後は、三者三様に自分の選んだ道を力強く生きたということです。

おおおかみこどもは、人間として生きる道も、オオカミとして生きる道のどちらを選んでも間違いではないんですよね。

雨には父親から受け継いだ野生の本能が備わっているわけで、花はオオカミとして生きてく決意をした雨を止めることなく、全力で応援した場面は泣けました。

子どもが巣立つときって、あんな感じなんでしょうか。

 

しかしその後も雪は母に手紙を書き、雨は桃の差し入れを置きに来たり、どこへ行っても家族は一つであると思えるような描写には感動しますね。

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