『もののけ姫』には、サンとアシタカが関係をもったと思われるシーンがあるとして、ファンの間では都市伝説として語り継がれています。
もののけ姫では、サンとアシタカがお互いを意識して恋愛感情を抱く…みたいな場面は見受けられないので、正直言って驚きました。
実際には、洞窟の場面がそうらしいのですが、本当なのでしょうか?
そこで今回は、2人が関係をもったと言われているシーンについて調べてみました。
もののけ姫のサンとアシタカはやってる?洞窟で寝たシーンを考察!
カウンターテナー歌手🎙米良美一さんが歌う「もののけ姫」主題歌。
「アシタカのサンへの気持ち」を歌っているものです。アシタカの心の中の声をイメージして宮崎駿監督自身が書き下ろしました😉
→続く pic.twitter.com/H42HBiWH0Y— アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) October 26, 2018
もののけ姫のサンは人間を憎んでいることから、アシタカのことを最初は良く思っていませんでした。
▼サンが人間を憎んでいる理由はこちらで書いてます▼
エボシがシシ神の首を撃った直後に、モロの君に噛みつかれて腕を負傷します。
サンは怒り狂って、エボシを保護しようとしたアシタカの頼みを聞き入れず激昂!
「来るな!人間なんか大キライだ!!」
そんな気難しいサンですが、アシタカに「そなたは美しい」と言われたとき、少し動揺している様子が見られます。
また、タタラ場でサンとアシタカが刀を交えるシーンでは、「そなたと戦いたくない」というアシタカの言葉にサンは刀を引いたようにも見えました。
この瞬間から、サンのアシタカへの印象も変わってきていますよね。
サンとアシタカが関係をもったのではないか?と言われているシーンですが、
お腹を銃で撃たれ負傷したアシタカが、サンが暮らす洞窟で何日も寝たきりだった時に、起き上がって横で寝ているサンを見つめているという場面です。
洞窟のとこだっけ?
アシタカってサンを抱いたんだよね?
恐らく、行為はしたはず….. pic.twitter.com/Kg9gZN6hsu
— yang (@yang316849) July 29, 2020
この時、サンはかなり無防備な姿で寝ており脚も見えていました。
このシーンの絵コンテを見た際に、スタジオジブリ代表取締役の鈴木敏夫さんが宮崎駿監督に「この時点で、2人は行為をしてますよね?」と直球で質問しました。
その質問に対して宮崎駿監督は、最初は一切答えませんでした。
ですが、鈴木さんがしつこく問い詰めた結果、「そんなの、わざわざ描かなくてもわかりきってるじゃないですか!」と答えたそうです。
サンの暮らす岩屋の中で、アシタカは寝ているサンを見つめているんですけど。この時のサンは、かなり無防備な寝顔で寝ていて、おまけに脚も見えているんですね。このシーンのコンテを見てピンと来た鈴木敏夫は「この時点で、2人は〇〇してますよね?」と聞いたそうなんですよ。
ちなみに、その後、鈴木敏夫が問い詰めた結果、宮崎さんは「そんなの、わざわざ描かなくてもわかりきってるじゃないですか!」って言ったそうなんですけど(笑)
引用:ニコニコニュースORIGINALより
宮崎駿監督が認めたので、サンとアシタカが関係をもったことは噂ではなく本当だったと分かりました。
2人が洞窟から出てきてからはとても仲が良くなり、打ち解けた様子もみられます。
その前に、シシ神がアシタカのお腹のケガを治したり、ヤックルからアシタカのことを色々聞いて安心したといった背景もありましたが、洞窟ではやさしい表情のサンが見られました。
しかし、ここからは個人的な感想ですが…
もののけ姫を全編観て、洞窟のシーンも確認しましたが、
って思ってしまいました。
洞窟のシーンでは、アシタカが傷の痛みで冷や汗をかきながら目を覚まし、その隣で藁のマントにくるまって眠るサンが映ってました。
アシタカは起き上がり、外に出て…
「私は何日も眠っていたようだな。夢うつつにあの子に世話になったのを覚えている。」
と、モロの君に話すんです。
何日も眠っていた??
この状況で、サンとアシタカは本当に関係を持ったの?傷がまだ痛いのに?
って現実的に思ってしまいました。
たしかにアシタカはサンに好意を寄せているようなシーンはありましたけど、
衣服の乱れもなく、いやらしさゼロなのに、なんじゃその都市伝説は…といった感想を持ちました。
宮崎駿監督は2人の関係を認めましたけど、この都市伝説を知らずに、もののけ姫を観たらあのシーンに何ら違和感は感じませんね。
アシタカはカヤとも関係を持っていた?
もののけ姫の冒頭に登場するカヤという女の子ですが、アシタカの婚約者だったと言われています。
アシタカが村を出る前に、カヤとの別れのシーンがあります。
もののけ姫と言えば‥
許嫁のカヤとサンは、中の方(石田ゆり子さん)同じ方です。#もののけ姫 #ジブリ pic.twitter.com/DjO2CTskrc
— 雪だるま (@Yukidaruma_4488) April 24, 2021
”村を出る者は見送らない”という掟がありますが、カヤは最後の夜にアシタカを見送りに行きます。
自分が身に着けていた黒曜石の小刀を手渡し、私と思ってお伴させて下さい…みたいなことを言います。
今にも泣きそうになりながら、いつもあなたを想ってますと伝えるんですね。
ちなみに黒曜石、もののけ姫のカヤがアシタカに渡した小刀がそれです。 pic.twitter.com/n8KZWxeQ1g
— 玲✗SC✈️💎☕💐(低浮上) (@raylee_M44) June 7, 2020
そのカヤとのやりとりから、アシタカはカヤとも関係があったのではないかと言われています。
カヤがアシタカへ渡した黒曜石の小刀は、「自分は生涯恋をしない、変わらぬ心の証」=「貞操の印」として相手に贈るものとされています。
そんな意味深なプレゼントのやり取りから、カヤとアシタカも関係をもっていたとされています。
しかし、この2人について宮崎駿監督は何も言及されていないことから、真実はわかりません。
でもカヤはアシタカの妻となっていた人なので、男女の関係があったとしてもおかしくはないですよね。
まとめ
サンとアシタカの都市伝説や、カヤの正体について知ってしまうと、アシタカのいい男度がどんどん減ってしまいますが(涙)、宮崎駿監督が鈴木敏夫さんとの押し問答に負けて、サンとアシタカとの関係を認めていますので事実なんですね。
それ以前にアシタカとカヤは婚約者だったとされているので、関係があっても不思議はないですね。