映画『もののけ姫』の主題歌を歌って、一躍時の人となった歌手の米良美一さん。
米良さんが歌う「張り詰めた~弓の~」の歌詞は、みんな一度はマネをしたんじゃないですかね。
当時を思い出すと懐かしくなりますが、あれから米良美一さんって、あまりテレビで見かけていない気がしますがお元気なんでしょうか?
米良さんについて調べると、”病気”という検索キーワードも出てきて気になっています。
また近況や、結婚されているのかについても注目していきたいと思います。
- 米良美一さんの現在は何しているか
- 米良さんの”病気”について
- 声変わりしたのは本当なのか
- 結婚したかどうか
これらについてまとめていきましょう!
目次
【もののけ姫の歌手】米良美一さんの現在は何してる?
歌手の米良美一さんの”病気”なんていう検索キーワードが出てきて、心配しちゃいましたが、現在の米良さんも元気に歌手活動をされていますよ!
2021年の活動状況としては、4月から故郷 宮崎県の西都市民会館館長に就任したことを皮切りに、地元での活動にも力を入れておられるようです。
夏の間は ほぼ宮崎県で活動していて、8月には宮崎国際音楽祭に出演しています。
調べていたら、2019年の音楽祭で撮影された米良さんのインタビュー動画がありました。
昨日4/30、宮崎国際音楽祭2019 シリーズ「Oh! My! クラシック」~草笛光子『微笑みの年輪、そして音楽』にSop.舟橋千尋が出演。
草笛さんが人生で一番お好きな曲と仰る ♪Bill をはじめミュージカルナンバーを披露✨
草笛さんを囲んで、米良美一さん、正戸里佳さん、大嶋吾郎さん、加藤昌則さん📸 (J) pic.twitter.com/lwpvwM7Gsd— 二期会21 (@nikikai21) May 1, 2019
このときは『上を向いて歩こう』などの昭和と平成の名曲を披露されました。
すてきな笑顔ですけど、ちょっとお痩せになったのかな…。
他にも、コロナの影響で2021年に延期された『国文祭・芸文祭みやざき2020』にも出演されおり、直近だと9月の”光と神話の世界”というステージで歌唱予定だそうです。
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また”神楽と民謡うたまつり”という演目では、ナビゲーターとしても出演予定となっています。
こちらは昨年にコロナの影響で開催延期となったイベントなので、かなり注目されているようです!
今年は、地元宮崎県での活動に力を入れておられるようですね。
2021年3月25日放送の『アニソンバトル TOP20』の番組で、もののけ姫の主題歌が第10位にランクインして、ファンを沸かせました!
サンかっこいいし、米良さん声の伸びがほんとに素晴らしいです #アニソンバトル pic.twitter.com/E3zriX3Sqz
— 夢々 (@mumu_Navis_74) March 25, 2021
米良さんの魂のこもった歌声を聴いていたら、鳥肌が立ってきましたね。
久々に渾身の「黙れ小僧!」の怒声が聞きたくなってしまいました…笑
ネットでも久々にテレビで流れた、米良美一さんの高音の歌声に歓喜の声が上がっていました。
もののけ姫か。米良さんの声が衝撃的だったなぁ。#アニソンバトル
— syu-1@集まれ社会の落ちこぼれ。 (@vox6891) March 25, 2021
米良さんは世界観に合いすぎてて鳥肌だよね#アニソンバトル
— gu.rabbit (@gu_rabbit) March 25, 2021
米良さんめちゃめちゃ綺麗な声だなー、改めて聴いてびびるわあ。#アニソンバトル
— くるび [굴비] (@9rb_tw) March 25, 2021
食卓も”張り詰めた弓”になっちゃった…なんて声もあがってましたよ。笑
米良美一さんの歌声は本当に素晴らしいですよね。
米良美一さんの病気は難病?くも膜下出血の後遺症で水頭症に
米良美一さんは生まれつき骨が弱く、先天性骨形成不全症という3万人に1人程度の割合で発症する難病を患っていました。
骨がもろく、骨に変形をきたす病で、15歳までに30回ほども骨折を繰り返したそうです。
中学校生活は、ほとんどを車いすで過ごしていましたが、思春期を過ぎた頃に症状が落ち着いて、ちゃんと歩けるようになりました。
そんな米良さんは、2014年12月8日に都内の自宅で倒れているところをマネージャーさんに発見されました。
救急車で運ばれて病院で検査したところ、くも膜下出血との診断で緊急手術を行いました。
【もののけ姫】米良美一、くも膜下出血で昨年末に緊急手術http://t.co/x2SW0RAndx
今年に入ってからは水頭症を発症し、1月中旬に再手術。3月末に退院後、現在は復帰を目指してリハビリを行っている。 pic.twitter.com/ASXqPKAmBQ
— ライブドアニュース (@livedoornews) April 8, 2015
前日に鹿児島での講演会を終えて帰京したばかりで、もう少し発見が遅れていたら手遅れだったと言われたそうです。
米良さんは倒れて間もなくしてマネージャーさんに見つけてもらい、不幸中の幸いだったんですね。
くも膜下出血はステージ4で、術後1ヶ月半くらいは昏睡状態で記憶もなく、医師に”命が助かるかどうか”と言われるほど深刻な病状でした。
米良さんは、後遺症の水頭症の手術も含めて2回の手術を乗り越えました。
容体が心配されましたが、2015年3月末に無事に退院が決まり、自宅療養とリハビリが始まりました。
幼い頃に患った先天性骨形成不全症の影響や、入院中に寝た切りだったため筋力も落ちてしまったので、リハビリにはかなりの苦労があったそうです。
当初は歌どころではなく、命の危機だったのですね…。
米良美一さんは、さいわい顔面まひもなく喉も大丈夫だったことで、もう一度ステージに復帰することを誓ったと言います。
重い病気を患っても回復される方は、「絶対に生きるんだ!」という生きる気力にみなぎってる人が多いように思いますね。
米良美一さんも、歌手として復帰する強い覚悟を持ち、闘病されたのが分かりますね。
【動画】米良美一さんは声変わりした?声が出ない?
くも膜下出血と水頭症を患って以来、”歌声が変わってしまった”と言われる米良美一さんですが、実際の声はどのように変化したのでしょう?
闘病後に、横浜での復帰コンサートを迎えたときに…
そう話していたそうです。
復帰後に、2年ぶりにテレビで歌唱した動画がありましたので聴いてみましょう。
たしかに以前と比べると、得意としてた高音も出しづらそうにされており、歌声そのものも変わってしまったような気がしますね。
米良美一さんは、カウンターテナー歌手として活動されていますが、こちらはどういう歌手なのかと言うと…
『カウンターテナー』とは…
西洋音楽における成人男性歌手のパートの一つで、女声に相当する高音域をうたうこと。
引用:Wikipediaより
女性のアルト歌手とほぼ同じ音域の声域なのだそうです。
そもそも歌手の声域は、全部で6種類ほどあるとされています。
声が高い順に並べると…
- ソプラノ(一番高い女声)
- メッゾソプラノ(ソプラノとアルトの中間の女声)
- アルト(低音の女声)←
- テノール(一番高い男声)
- バリトン(ソプラノとアルトの中間の男声)
- バス(低音の男声)
女性の歌声ではアルトが低音とされていますが、このアルトと同じ音域の声で歌うのがカウンターテナーとなるそうです。
もののけ姫の歌を想像していただくと分かる通り、米良さんはまるで女性のように高音でやさしい歌声なのが特徴的でした。
映画の公開当初は、エンディング曲が女性の歌声なのに、映画の字幕では男性の歌手名が載っていて「一体何者!?」と、大きく話題になりましたよね。
たしかに歌声を聴いただけだと、女性だと思って疑わないと思います。
くも膜下出血の影響で水頭症を患ってしまった場合、うまく言葉が話せないなどの高次脳機能障害の症状が起こる場合もあるとされています。
米良美一さんは、現在はスムーズに話しておられますが、当初は相当な苦労があったと思われます。
それに伴って、歌声に変化があったことも考えられそうですよね。
しかし!
以前のような歌い方ができなくても、凄まじい歌唱力であることに変わりはありませんよね。
高音が出なくなったのは、必死に大病を乗り越えた証でもあるように思います。
その病で得た経験が、重みのある『もののけ姫』を仕上げているのだと感じますね。
きっと多くの人に感動と勇気を与えてると思います!
以前のような歌い方ができなくて、一番悔しいのは本人だと思いますが、歌い方が変わっても歌に美しさが存在し続けることには驚きますよね。
素晴らしい歌唱力だと感じたのは、声が素敵なだけではなく、心で歌っていたんですね。
米良美一さんが持つ、魅力が滲み出ているのが感じられますね。
米良美一は結婚して嫁と子供がいる?
米良美一さんは、女性の心を持つ男性で、結婚はしていません。
米良さんがくも膜下出血で倒れたとき、身の回りの世話は両親がしてくれていたそうです。
昨年12月、くも膜下出血で倒れ休業していたカウンターテナー歌手の米良美一(44)が14日、横浜みなとみらいホールで復帰コンサートを迎え、本番直前に会見を行った。今年1月に後遺症の水頭症の手術を行い3月に退院。現在は自宅で両親に見守られ、リハビリを続けている。
引用:tv asahi 芸能&ニュース 2015,9,14
バラエティ番組では、おネエキャラとして笑いを取る米良さんですが、過去には女性とお付き合いしていた時代がありました。
洗足学園音楽大学在学中に女性の先輩と同棲しており、「結婚しようか」という話も出ていたそうです。
しかし、その彼女とはケンカ別れしてしまい、その後はあまり結婚願望はなくなったと語っていました。
洗足学園音楽大学と言うと、学費が4年間で800万円以上もかかり、お金持ちの学生が多いと言われています。
また親御さんも、同じように音大や芸大出身者だったりする場合もあるそうです。
米良さんがお付き合いしていた彼女も、裕福な家庭のお嬢様だったんでしょうか?
でも学生の身分で同棲が許されていたので、そこまで両親は厳しくなかったのかもしれませんね。
それとも一人暮らしで、自由が利いたんでしょうか??
いずれにせよ、米良美一さんは「結婚願望はない」とのことなので、恋愛することはあっても結婚するという選択肢はないのかもしれません。